レース展望

ストップ・ザ・瓜生へ芝田ら地元勢も気迫ファイト!

新期ファーストステージは、4日間のショートバトル。尼崎では恒例の予選2日~準優~優勝スケジュールで熱戦が繰り広げられる。ベテランから、このシリーズが初陣の来田衣織、宮田龍馬の地元5000番台ルーキー、そしてレディース勢と多士済々のメンバーがそろったが、V候補トップは、満場一致で瓜生。3月江戸川DC、4月大村DC、10月福岡と相次ぐスタート事故もあり、平和島ダービーの結果次第だが、連覇を狙う住之江グランプリ出場がピンチの状態。それでも5月宮島周年、90日の休み明けだった児島→丸亀→唐津で圧巻の3連続V。目前レースに全力投球の姿勢と強烈テクの違いを見せる。
芝田浩治は、昨年5月六甲賞以来の地元V15へスタンバイ。今年は、5月六甲賞、8月オール兵庫と準V、前回マスターズリーグでは、準優敗退に終わっており、リベンジ。
A1レギュラー飯島昌弘、竹井奈美、君島秀三は、剛柔自在のオールラウンドプレーヤー。
もしA1昇格を果たしていれば実に18期ぶりになる高橋正男、琴浦賞で復活Vを決めた勝野竜司、快速イメージのある長岡良也も芝田に続けと爽快プレー。
梶野学、立間充宏、松下一也、江本真治もチャンスは十分。

主な出場予定選手

  • 3783
    瓜生正義(福岡)
  • 3484
    芝田浩治(兵庫)
  • 3679
    飯島昌弘(埼玉)
  • 4556
    竹井奈美(福岡)
PICK UP!

得意プールで躍動感あふれる爽快アクション

3882
新田智彰(大阪)

優勝戦1枠だった昨年12月伊丹選手権は、伏兵河野真也の差しを許し、惜しくも準優勝だったが、このベスト6を含め、当地は、過去3年で2優出の実績。3連対率は地元の芝田、勝野をしのぐ68%の数字を残しているのは、デビュー6年4カ月目だった2003年9月第35回琴浦賞で初優勝を飾っているメモリアル水面らしい素晴らしい航跡。原動力は、マルチプレーヤーらしい俊敏アクションと常にパワフルイメージを漂わせる調整力。この2点をうまくミックスさせた爽快ランが、自在攻勢の利く尼崎とピタリとマッチしている。新勝率こそ連続A1を逃がしたが、2月若松では自身9度目の優勝を鮮やかな2コース差しで決めているように、まったく不調感はなく、「新期一転」気持ちもリフレッシュして得意プールで躍動。例年、11月~4月にかけての方が成績が良いデータも残っており、ポジション不問のレース運びで新田ファンの期待にバッチリ応えてくれるだろう。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします