レース展望

魚谷、吉川をはじめ総勢9名の六甲戦士が熱いファイト!

地元六甲軍団は9名エントリーしているが、総大将の感覚で引っ張るのが魚谷智之。10月津で8年ぶり、11度目のG1タイトルゲット。4度目のSG制覇を狙った平和島ダービーは深川真二との首位デッドヒートに敗れたが、2018前期適用勝率は出場メンバー中トップと航跡は充実していて55回大会以来のVターゲットに激走。近畿ダービーV2の吉川元浩はまだ獲得していない周年タイトルゲットへ執念を燃やす。ツートップに続く他7名もモチベーションは高く、闘志を胸に秘めて気迫アクションを展開。
地元勢に立ちはだかるのは松井繁。「ボクを育ててくれた水面」と言う尼崎はSGV2、G1V6を含め15優勝。住之江グランプリへ弾みをつける快走劇へ。3月児島クラシックで2度目のビッグタイトルを獲得した桐生順平。2011尼崎オールスターでSGデビュー、そして2015尼崎クラシックでSG初Vと当地はメモリアル水面。ボートレース界NO.1レベルの光速コーナーの迫力はすさまじく、今節はダブルドリーム初日の1枠発進が決定している。

主な出場予定選手

  • 3780
    魚谷智之(兵庫)
  • 3854
    吉川元浩(兵庫)
  • 3415
    松井繁(大阪)
  • 4444
    桐生順平(埼玉)
PICK UP!

来春SG浜名湖クラシック出場チケット獲得へベストを尽くす

3422
服部幸男(静岡)

全国24場制覇へリーチをかけていた今期初戦の丸亀一般戦を10戦8勝のピンラッシュVで決めた服部。史上19人目の偉業を達成して華やかなボートレース人生にまた一つ勲章を加えた。この優勝で今年はV2としたが、来春3月地元浜名湖で開催されるSGクラシック出場切符は獲得していない。あっせん状況を見ると机上の計算ではボーダーのV5へ届くが、一発で出場チケットが手に入る記念を勝つことが一番の近道。 デビュー1年1カ月でびわこ新鋭リーグV、SGデビュー元年だった1992平和島ダービーVはデビューから約3年5カ月。21歳でのSG優勝は史上最年少記録として今も破られていないレコード。このように若くして頂点へ君臨した天才肌だが、その後、タイトルを積み重ねSGV4、G1V21。近年はまるで修行僧を思わせるような佇(たたず)まいになり、かつてのように何が何でも勝ちに行くがむしゃらなレースは少なくなったが、冷静かつ大胆に行く時は行くスタイル。少々オカルトチックだが、永遠のライバル松井繁と尼崎で一緒になった時は好走するイメージもあり、ベストを尽くす。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします