レース展望

大接戦の4日間ショートバトル!

今節は4日間のショートバトルで覇権が争われる。予選は2日間しかなく、いち早くレースへ集中できる環境を整える調整力も問われるが、V候補トップに挙げたいのは新級別勝率でシリーズNo.1の数字をマークしている下條雄太郎。今年は9優出V2だが、記念戦は11節出場して5節予選突破を果たしており、記念ロードでも力負けしない地力をつけた。尼崎では2010年と2013年にオール3連対Vを2回、さらに昨年SGオールスターでベスト18と成績も良く、切れ味抜群のハンドルがさえる。
F休み明けだが、今年9優出V3の水摩敦は今期初戦だった戸田でオール2連対優出。過去4節の尼崎で3度転覆とイメージは良くないが、気迫あふれるスピードターンは魅力いっぱい。
船岡洋一郎は大胆不敵に攻めていく姿勢が素晴らしい。3期ぶり8度目のA1昇格の勢いに乗ってシリーズを牛耳るシーン。
前回当地で優出している原田篤志、3節前に優出している鳥居塚孝博は鋭いコーナーテクニック。
全国24場制覇へリーチをかけている北川幸典も注目のマト。虎視眈々とチャンスをうかがう。
宮武英司、森秋光、加藤高史、森貴洋、小野勇作はシャープに運ぶ俊敏アクションで勝負。

主な出場予定選手

  • 4352
    下條雄太郎(長崎)
  • 4413
    水摩敦(福岡)
  • 4398
    船岡洋一郎(広島)
  • 4064
    原田篤志(山口)
PICK UP!

初A2へ昇格してVターゲットに激走!

4656
大崎翔(兵庫)

来年1月から適用される新級別でうれしい初のA2昇格を決めた大崎。決して順風満帆のボートレース人生ではなかったが、寸暇を惜しむかのように猛練習をやってきた成果がようやく結果として表れた。最大の長所はシリーズでもトップを競うスタート力。これはデビュー当初から際立っていて天賦の才能があった。プラス、努力を実らせた旋回力、そして6年半のキャリアに裏付けされた調整力のアップが、大きく戦闘能力を上げた要因だろう。 前期末に切ったフライングにより、今節はF休み明け初戦だが、尼崎のSは体感となっており、まったく不安はない。レース感覚も問題はなく、期待感は高まるが、4日間シリーズは地元アドバンテージを最大限に生かせるのも追い風。 当地2015年7月戦でデビュー初優出2着、その後も地元優出を計3回(通算5優出)を果たしているが、ターゲットは初優勝あるのみ。これは本人も自覚していてヒーローになるべく、気合マックスで挑む。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします