レース展望

スーパーターンで魅了する毒島!

毒島誠は昨年11月、下関チャレンジカップで13年丸亀ボートレースメモリアル以来2度目のSG制覇を果たし、逆転のグランプリ出場チケットを獲得した。そのグランプリではトライアル1st、2ndをクリアして優勝戦進出。5着に敗れたが、絶大の存在感を示した。今年も賞金ランク上位を目指してスーパーターン。
中田竜太は昨年4月丸亀周年でバースデーウインのG1初制覇、さらに昨年9月蒲郡ヤングダービーで2度目のG1タイトルをゲットしてビッグブレイク。グランプリこそトライアル1stで敗退したが、今年も幸先良く1月福岡バトルトーナメントVで期待度マックス。
15年の丸亀四国ダービーチャンピオン市橋卓士は好不調なくコンスタントな走りが光って昨年18優出V4。快Sでシャープに運ぶ疾風戦だ。
山田哲也は11年の宮島新鋭王座チャンプ。15年7月戦、10月戦で連続優勝している尼崎はドル箱にしていて電撃ショットで沸かせる。
昨年7月びわこ周年でG1初Vの片岡雅裕もグンと戦闘能力アップに成功。大池佑来、山崎裕司も持ち前の果敢ファイト。彼らに対抗するべく、SGV1、G1V10の平石和男、そして地元勝野竜司が俊敏テクニック。

主な出場予定選手

  • 4238
    毒島誠(群馬)
  • 4547
    中田竜太(埼玉)
  • 4063
    市橋卓士(徳島)
  • 4297
    山田哲也(東京)
PICK UP!

快速パワーに仕上げて巧走

3463
乙津康志(東京)

2月中旬は全国で地区選が花盛りの季節。日程的には関東、四国、直前に東海が終了して、今シリーズの尼崎がある。その関係で関東地区、四国地区から大ゴマが参戦する。もしかすると優勝レーサーのエントリーも考えられるほど強力メンバーがそろった。そんな中、 15年後期のA1を最後に、5期連続A2の乙津康志は地味に映るが、近畿地区ファンにとって乙津は強いという印象。古い話だが、デビュー2年2カ月目の92年6月住之江で初V。尼崎も相性が良く、15年4月戦でオール3連対Vとガッチリ稼いでいる。かつて持ちペラ制度だった時代に比べると毎回超抜には仕上がらなくなったが、それでもペラ博士の異名もピッタリとプロペラ調整に抜かりはなく、いつも快速パワーで走っているイメージ。今年は正月レースだった平和島でFを切ってしまったが、元来Sタイミングよりもいかに全速でスリットラインを通過するかを重要視しいているタイプで、そう心配はいらない。50歳とマスターズ世代でも中堅になったが、しぶといテクニックとパワーは健在で大物食いに期待できる。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします