レース展望

地元Vターゲットに兵庫イレブンのスーパープレー

2010年1月の57周年で吉田俊彦が勝って以来、遠征メンバーにタイトルを奪われている地元兵庫勢だが、今年は総勢11名のエントリー。いずれも完全燃焼を誓うが、兵庫イレブンを引っ張るエースストライカーは2日目ぶるたんドリーム1枠が決まっている吉川元浩。6月福岡周年を『劇勝』してG1V17としたが、無冠の尼崎周年は是が非でもコレクトしておきたいタイトル。
初日センプルドリーム1枠発進が決まっている峰竜太。5月当地オールスターは節間オール3連対で乗り切ったが準優惜敗。リベンジへ執念を燃やす。
6月徳山グランドチャンピオンで約4年ぶり2度目のSG制覇を果たした白井英治。感涙シーンが印象的だったが、11度目のG1タイトルゲットへ激走。
昨年7月宮島周年以来のG1復帰になる瓜生正義。A2降格から2018後期勝率は5度目の勝率トップ。尼崎からリ・スタートだ。
SGV5の菊地孝平、V9の池田浩二、V7の太田和美、V5の田中信一郎に極上アクション。レジェンド今村豊、寺田祥、赤岩善生は仕上がり次第で台頭シーン。ニュージェネレーション茅原悠紀、篠崎仁志、羽野直也らも優勝戦線へ加わる。

主な出場予定選手

  • 3854
    吉川元浩(兵庫)
  • 4320
    峰竜太(佐賀)
  • 3897
    白井英治(山口)
  • 3783
    瓜生正義(福岡)
PICK UP!

Vラッシュの今年は昇竜の勢い

3257
田頭実(福岡)

純地元若松への愛着が人一倍すごく、1997年施設改善記念(ダイヤモンドカップ)、長岡茂一との激闘を制した1999年オーシャンカップはともに若松で獲得。以降、SGV2、G1V6のタイトルを積み重ねてきたが、2005年ダイヤモンドカップはF3ながら4コースからトップSを決め、まくり差しVの圧巻プレー。この優勝はボートレースファンの語り草になっていて田頭の特徴とイメージが一気に思い浮かぶ痛快シーンである。近年G1ロードの斡旋は少ないが、それでいて一昨年びわこマスターズチャンピオン、昨年福岡九州ダービーを制している勝負根性。ワンチャンスをモノにする強さと度胸が素晴らしく、今年もVラッシュ。特に今期は初戦の若松に始まり、福岡、宮島、若松と4場所連続Vの快挙も含まれていて絶好調。今節は今村、江 口に次ぐキャリアで「古株」だが、代名詞の強Sは依然トップレベルで攻め一辺倒のオフェンスレースも若々しい。約5年ぶりとブランクがある尼崎水面だが、1993年新鋭王座でG1初舞台を踏んだ思い出プール。昇竜の勢いがある今ならチャンス十分。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします