レース展望

エース吉川を中心に激戦兵庫ダービー!

最近10年間のオール兵庫王座決定戦で6優勝していて現在3連覇中の魚谷智之が今年は不在。ならば39、41、42回大会で優勝している吉川元浩の独壇場。全国でも有数のハイレベル支部を引っ張るエースが、絶妙の調整力と卓越したレース手腕、そして尼崎V21の勝負強さを発揮してVロード一直線。
兵庫チャンプの称号が欲しい地元V16の吉田俊彦、34回大会以来の頂点を目指すV15の芝田浩治が続く。ともに鋭いコーナー戦を武器に打倒吉川へ激走。
前回当地6月Vの古結宏は近況の地元戦で屈指の安定感を誇る。角度の鋭いハンドルワークに磨きが掛かっていて兵庫No.1の座も決して夢ではない。
馬袋義則、山本隆幸、松本勝也、白石健に貫禄コーナー。千両役者ぶりを存分に見せるだろう。
兵庫三銃士と呼ばれる藤岡俊介、稲田浩二、小坂尚哉がそろい踏み。すでにミドルエイジに入っていて、そろそろ相場を変えないといけない立場。Vをターゲットに快S→シャープアクション。
和田兼輔、尾嶋一広、長岡良也に一発の魅力。互角の仕上がりなら上位に負けない実力で目指すのはジャイアントキリング。
明石正之、高橋正男、橋本年光レベルもV争覇圏へつける実力。

主な出場予定選手

  • 3854
    吉川元浩(兵庫)
  • 4055
    吉田俊彦(兵庫)
  • 3484
    芝田浩治(兵庫)
  • 4002
    古結宏(兵庫)
PICK UP!

地元屈指のS力とコーナー手腕で激走

3903
白石健(兵庫)

約1年2カ月の長期欠場を経て、5月尼崎一般戦で復活ステージ。ブランクがあまりにも長く、レース感覚等の不安は大きかったが、周囲の心配をよそに節間オール3連対で優勝戦3着の活躍。続く三国でも圧巻レースを展開して見事うれしいカムバックV。そして、3節目のびわこでも底力をフルに発揮して準優勝。その間、29戦して1着13本、2着6本、3着8本、着外はわずか2本とすさまじい成績を残していて、ファンへのみそぎは舟券に貢献することでしっかり果たしている。 G1タイトルこそ持っていないが、元々地元でも有数の戦闘能力を誇っていて、スタート力、ハンドリング、勝負へのスピリットと3拍子そろってトップレベル。オール兵庫のタイトルこそ無縁だが、通算65優勝、地元8優勝と無類の勝負強さも特筆できる。兵庫チャンプの座へ向かって今節も熱く、激しく、シラケンらしく爽快プレー。シリーズ通して熱視線を送りたい。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします