レース展望

地元連続Vへチャレンジする芝田!

前回10月当地の第16回ダイスポスワンカップ競走でコンマ00の気迫Sを決め、自身初となる7連勝パーフェクトVを飾った芝田浩治。スリット後グッと出ていく強力パワーを武器に圧巻の走りを展開し、尼崎でのスペックの高さを証明、V確率はズバリ50%と見た。2019年前期勝率はキャリアハイの上野真之介。7月G1センプルカップでは予選→準優をオール3連対でクリア。優勝戦も見せ場たっぷりのレースで3着入線と記念でも力負けしない実力をつけている。年間最多勝利数のタイトルも射程圏に入れていて異次元レベルの強S先行の迫力戦。5月にカムバックした白石健は出走回数不足ながら7点を大幅に超える勝率をマークして地力を証明。五分の仕上がりならVチャンスはグッとふくらむ。中辻博訓も速攻力と切れ味なら負けない。モーターのデキが鍵を握るが、中堅上位クラスに調整してくれば上位の一角として台頭。北川幸典はマスターズ世代屈指の豪快アクション。前回7月戦で念願の24場制覇を飾っていて、連覇ターゲットにパンチ力を発揮。明石正之、尾嶋一広も注目のマト。芝田、白石との地元カルテットで優勝戦好枠を固める可能性は決して低くない。

主な出場予定選手

  • 3484
    芝田浩治(兵庫)
  • 4503
    上野真之介(佐賀)
  • 3903
    白石健(兵庫)
  • 3833
    中辻博訓(福井)
PICK UP!

弾丸ショット一発は絶好の狙い目

3079
新地雅洋(大阪)

36年のボートレース人生を歩んでいる新地雅洋。A1から11年半、A2から2年半、遠ざかっていて、優勝も11年前にさかのぼらないと記録は残っていない。いきなりネガティブな話題になってしまったが、元は天才肌として一世を風靡(ふうび)した実力の持ち主。初出走の住之江で1着を飾り水神祭を上げ、デビューシリーズは1・1・4・2・5で予選を突破して優勝戦4着。翌年4月三国では3・2・1・1・1・1・1で初優勝。わずか半年で一気にスターダムへ乗った。その後は決して順風満帆とはいかなかったが、1994多摩川周年でG1タイトルも獲得して記録にも記憶にも残るレーサーとして愛され続けている。戦法は今も昔もそう変わってなく、何でもこなせる自在派。大ベテランになり、前面に闘志は表さなくなったが、ガッツマンとして鳴らした名残りはあり、勝てるチャンスはメイチで行くナイスガイで舟券的な魅力はたっぷり。まくり、逃げ、差しと多彩に運ぶハンドルワークを生かせる水準以上のモーターは欲しいが、一発チャンスは十二分にある。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします