レース展望

新春センタープールは松井ワールド!

2018年は松井繁にとって試練の年となった。SG優出はなく、記念優出も1月平和島、3月戸田、12月三国の3度。一般戦で3優勝して意地を見せたが、13年連続、23度目のグランプリ出場を逃がす大波乱。しかし、栄光の記録は色あせることなく、絶対王者の威厳を示すべく2019年は気持ちも新たに再始動。F休み明け初戦は通算128優勝のうち16優勝している大の得意水面・尼崎。初春センタープールは松井ワールドと化す。
上野真之介は充実ロード。キャリアハイとなる7.86の勝率もさることながら最多勝利タイトルも争って年間100勝オーバーの決め手は見事の一語。
柳沢一は8月丸亀SGメモリアルで優出する活躍。シリーズNo.1のS力を武器に迫力攻め。
11月ルーキーシリーズでピンラッシュVを決めた高野哲史。2019年はG1ステージでの活躍を誓うが、まずは地元でVターゲットに激走する。
河村了は2月にG1初優出など記念レベルの戦闘能力へスキルアップ。金子拓矢は2月江戸川関東地区選手権で初のG1タイトル獲得。その後も6月下関周年、9月桐生周年でも優出していて戦力を上げている。また尼崎は初Vメモリアル水面でもあり楽しみ。

主な出場予定選手

  • 3415
    松井繁(大阪)
  • 4503
    上野真之介(佐賀)
  • 4074
    柳沢一(愛知)
  • 4512
    高野哲史(兵庫)
PICK UP!

初Vから4連続優勝した勝負根性と一発力で勝負

4475
末永祐輝(山口)

レーサーになって通算11年半を経過した末永祐輝。7度A2キャリアを持っているが、ここ3期間はB1に低迷していてシリーズではノーマーク的な存在。しかし、隠れた大記録を持っているのはご存じだろうか?あまり知られていないかもしれないが、3コースまくりで決めた2010年9月下関の初優出→初Vに続き、4コースまくりで決めた2011年4月下関、さらに5コースまくりで決めた同年8月宮島、そして同年10月住之江では3コースから道中の首位争いに競り勝ち、デビュー以来4優出4優勝の離れ業。それ以来、7年間優勝から遠ざかっているが、2017年G2徳山モーターボート大賞での準優勝もあり、変わらない一発力と勝負強さをアピールしている。前回出場時にベスト6入りしている尼崎との水面相性も悪くなく、ポジションを問わず持ち味である思い切りのいいガッツアクションを繰り出す。大物食いの期待感を持って熱い視線を送りたい。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします