レース展望

尼崎初Vへ石野貴之の超絶プレー

石野貴之は昨年11優出V2だったが、グレードレースの優勝がなく、2019SGファーストステージ戸田ボートレースクラシックの出場権がなかった。2月近畿地区選で最終チケットゲットへ執念を燃やしたが、惜しくも準優勝に終わり権利獲得ならず。しかし、正月住之江オール大阪Vも決めていて調子自体は悪くない。SG、G1各V6の底力はダントツの存在で尼崎初Vへロックオン。
2度のG1優出も含め昨年12優出V2の稲田浩二は地元V7ターゲットに激走。尼崎名物イナダッシュと呼ばれる電撃ショットを武器に大暴れ。
当地V歴もある杉山裕也は快速イメージ。鋭く自在ハンドルを使える機動力にも優れていてV戦線をにぎわせる。
初A1へ昇格して以来、7年間その地位をキープしている奈須啓太は一般戦の鬼的存在。優勝歴のある尼崎はコンスタントに優出も果たしていて期待大。
尾嶋一広は2012年12月以来の地元Vチャレンジ。前回戦は痛恨Fに散ったが、チャンスは十分。2期連続A1の小山勉、初A1へ昇格した中村晃朋に一発。
当地は得意水面にしている星野太郎、ベテラン渡邊伸太郎、古場輝義、近況リズムのいい小林泰にも注目しておきたい。

主な出場予定選手

  • 4168
    石野貴之(大阪)
  • 4290
    稲田浩二(兵庫)
  • 4269
    杉山裕也(愛知)
  • 4330
    奈須啓太(福岡)
PICK UP!

初優出のメモリアルプールで活発アクション

4124
池田雄一(静岡)

2001年5月浜名湖でレーサー生活のスタート。4走目に早くも水神祭を飾り将来を嘱望された池田雄一だったが、思い切りの良さが裏目に出るケースも多く、なかなか勝率は安定せず、初A2ゲットへ11年の歳月が流れていた。その後もA2、B1を繰り返すことが多かったが、2019前期は3期連続8度目のA2を獲得するなどここに来てムラが解消されてきた印象。昨年6月鳴門でうれしい初優勝も決め意気上がる近況で期待感はグッと高まるが、尼崎は約3年半ぶりと久しぶりの水面。条件的には不利かもしれないが、デビュー11年11カ月目だった2013年4月一般ステージで初優出を飾っているメモリアルプールとあって、いいイメージを持ってのシリーズ参戦。全速通過のスリットを心がけているS力は元々定評があり、ダッシュ戦でも舟券へ絡むことが多く、本命党だけでなく、穴党も注目すべき存在。春の嵐と化して獅子奮迅の活躍に期待したい。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします