レース展望
馬袋、石渡を軸に好メンバー激突の5日間ミドルシリーズ
1年間使用されてきたモーター、ボートも今節で使い納めの5日間ミドルシリーズ。予選3日→準優→優勝スケジュールはスピーディー。V争いは白熱化の様相を呈しているが、地元の期待を背負い昨年11優出V1の馬袋義則が登場。今年は1月津マスターズリーグでオール3連対Vと幸先いいスタートを切っていて2012戸田SGクラシック制覇の底力と安定感をアピール。2016スカパー、JLC杯以来の地元Vミッション遂行へ爽快アクション。
自己ベスト勝率A1級8.06を更新する勢いで飛ばしているのは昨年12優出V6の波乗りテッペイこと石渡鉄兵。荒れ水面に強いことで知られるが、静水面・尼崎でも過去12優出V6と大の得意水面としている。
昨年1月戦と8月戦でベスト6入りを果たしている前沢丈史も水面巧者。
今期8優出3優勝で飛ばしている都築正治に昇竜の勢い。
松井賢治、谷津幸宏、山崎裕司に強S先行力。自慢のパンチ力を生かすべく、攻めのレースに徹してV争覇圏へつける。4期ぶりにA1へ復活した中村有裕。今期はリズムに乗り切れないがSG、G1優勝各1回の底力。落合直子、土屋千明のA1コンビはレディースタイフーンに期待できる戦闘能力。
主な出場予定選手
- 3612馬袋義則(兵庫)
- 3716石渡鉄兵(東京)
- 4366前沢丈史(東京)
- 3550都築正治(愛知)
初のA1昇格へ向け勝負の1カ月
だれが言ったか知らないが、昔から「ボートレースは旬のレーサーを買え!」という格言がある。なるほど勝負事は勢いが大切で理にかなった言葉である。今シリーズもっとも勢いのあるレーサーを探したら見つかったのが池田雄祐。2017前期に初A2を獲得。2018前期にB1へ降格したが、5期間で4度A2をキープしている伸び盛りのレーサー。そんな池田が今期はA1昇格を狙えるポジションに立っていて、尼崎から始まる4月のレースは正念場であり勝負駆け。勝率が上がった要因として挙げられるのが、1大敗が減ったこと、2調整力がついてモーター運に左右されることが少なくなったこと、3外枠でも好位へ運べる自在ハンドルの精度が上がったこと。この3点が大きいが、元々一発力に定評は持っていて2016戸田で飾ったオール2連対VはB1時代のものである。当時より秘めた能力を開花させ、さらに一発力を増している今なら優勝戦線をもにぎわせる活躍に期待できそうだ。
全国過去3節成績
開催期間 | 競走タイトル | ボートレース場 | 節間成績 |
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データは前検日に更新いたします |