レース展望

V確率90パーセント!吉川が凱旋シリーズを圧倒

3月戸田クラシックに続き、5月福岡オールスターを圧勝した吉川元浩。平成ラスト→令和ファーストSGをぶっこぬき、今まさに時の人。マネーランキングでも早くも1億円に迫りトップ独走と今年は吉川イヤー。SG3連覇を目指す多摩川グランドチャンピオンの動向も気になるが、結果に関わらず、前回六甲賞に続く優勝確率は限りなく100%に近く、再度の凱旋Vで地元ファンに雄姿を見せる。
SGV7、G1V17の実績が光る太田和美。テクニック勝負なら負けない自負があり、自然体で首位争いへ。
吉川の勝った戸田クラシックで5着だったのが長田頼宗。2015住之江グランプリシリーズでSG初V、そして昨年1月平和島周年でG1タイトルも獲得して東都屈指の実力派として地位を固めていて打倒吉川へ腕ぶす。
前回戦で自慢の調整手腕を発揮してパワフルに仕上げた渡邊伸太郎。さばくイメージだが、意外と強気にまくって行くレースも多く、レースは過激。
F禍で満身創痍だった金子龍介だが、「無傷」の今回は本来の熱血アクション。優勝戦での吉川とのワンツーフィニッシュへガッツプレー。廣瀬将亨、西野翔太、村田修次は大物食いの魅力を持っていて注目したい。

主な出場予定選手

  • 3854
    吉川元浩(兵庫)
  • 3557
    太田和美(大阪)
  • 4266
    長田頼宗(東京)
  • 3284
    渡邊伸太郎(佐賀)
PICK UP!

過去4優出V2の尼崎は大の得意プール

3532
柴田光(群馬)

過去10年間で16度A1勝率をマークしている柴田光は2019前期に続き、後期もA1を獲得していて近況リズムも快調。すでに47歳とベテランになったが、逃げあり、全速あり、差しありの自在ハンドルは鋭く、ガッツあふれるコーナーアクションはかなり熱い。当地4優出は意外に少ないが、2優勝(1998年一般戦2コースまくり、同年11月G3新鋭リーグ2コース差し)と持ち前の勝負強さを裏付けるデータも残っている。冒頭で触れたが、レースリズムは良く、4月津で3コースまくりVを決め通算26度目の優勝を飾っていて今期も悪くない航跡。尼崎の4日間シリーズは予選2日→準優→優勝戦のタイトスケジュールのため早い仕上がりが要求されるが、常にパワフルイメージを持っていて初日から迫力満点のレースを見せてくれるに違いない。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします