レース展望

地元16優勝の実績が光る吉田俊彦に期待

今年の地元レースは4節走って準V1度の吉田俊彦。随所に好プレーを見せているが、ビシッとモーターが仕上がらずステータスからすると物足りない航跡。しかし、周年記念を含む地元V16の実績で優勝候補一番手。
SG1冠、G1タイトル5個の石田政吾がペース快調。「頑張ります」のキャッチフレーズどおり自在ハンドルを極めていて2001オーシャンカップでSGVを決めたメモリアルプールで絶妙プレー。
昨年蒲郡ダービーでSG初優出を果たした個性派レーサー石川真二はスーパーピット離れ→インゲットの厳しい進入スタイル。石川の出場レースは待機行動から緊張感が高まる。
正木聖賢はマルチプレイヤーらしくシャープに運ぶハンドルに安定感。
前回3月戦で尼崎V3を決めた秋山広一は8期ぶりにA1へ復帰したが、今期もリズム良くG1タイトル2個の底力を発揮中。5期ぶりにA1復帰の丸尾義孝も堅実レースがさえていて、当地V3と相性が良く正確コーナー。天野晶夫に当地V2の実績。快S軽妙に運ぶ俊敏戦は抜群の安定感。
爆穴なら2016常滑G1ヤングダービーを制している松田大志郎、果敢アクションで売る地元ガッツマン尾嶋一広。

主な出場予定選手

  • 4055
    吉田俊彦(兵庫)
  • 3635
    石田政吾(福井)
  • 3473
    石川真二(福岡)
  • 3920
    正木聖賢(広島)
PICK UP!

当地初Vターゲットへアグレッシブ攻め

4544
松田大志郎(福岡)

昨年V8の優勝ラッシュが強烈だった松田大志郎。今期はF休みもあり今一つリズムに乗り切れていないが、2014後期に初A1へ昇格して以降11期間で10度A1へ君臨している実力に疑いはなく、しっかり軌道修正はしてくると見たい。G1タイトルをゲットしたのは2016第3回常滑ヤングダービー。インから巧みに桐生順平、岡崎恭裕らの攻めを退け栄光ゴール。名実ともにスターレーサーの仲間入りを果たしている。SG初出場は2015当地ボートレースクラシック。大きい着順を並べたデビュー節はちょっぴりほろ苦い思い出だったが、尼崎8度目の参戦だった前回2017年6月G3シリーズで初のベスト6入りを決めリベンジに成功している。さて今回は松田本来のカラーである強気に攻めていくレーススタイルを崩さずV戦線へ台頭。スタートは少しセーブ気味だが、キレキレのコーナーアクションで十分カバーできる。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします