レース展望

尼崎連続Vターゲットに石野貴之が強烈ラン!

2月住之江G1近畿地区選手権で準Vのある石野貴之だが、今年は少しインパクトを欠いている。しかし、一般戦では3月当地を含め3優勝。「3コースは負ける気がしない」と豪語するが、ポジション不問の先行力は素晴らしくSG、G1タイトル各6のステータスもシリーズ随一。
通算100優勝へマジック2としている江口晃生はSG優勝2、G1優勝6の航跡が光っている。1、2コースの絶品ハンドルはさらに円熟味を増していて過去V3の尼崎プールでハイテクバトル。
タイトルに届いていない西山貴浩だが、今年はV4と飛ばしている。陸の上ではエンターティナーのキャラが浸透しているが、クレバーなレースは意外と緻密。
レディース勢の参戦がシリーズを盛り上げるが、平高奈菜はV候補の一角としてスタンバイ。2017年から2018年にかけ痛恨のF3で地獄を見たが、約半年間の休みを経て戦列復帰し、今年はV3とフル回転。
遠征陣を迎え撃つ形になるホーム山本隆幸はシリーズ屈指の機動力。地元戦27優出V4の意地を見せて約6年ぶりの尼崎優勝へ激走。
前回7月戦で途中帰郷したリベンジに闘志を燃やす秋元哲、ソツない間嶋仁志も注目しておきたい。

主な出場予定選手

  • 4168
    石野貴之(大阪)
  • 3159
    江口晃生(群馬)
  • 4371
    西山貴浩(福岡)
  • 4450
    平高奈菜(香川)
PICK UP!

今期は自己最高ペースで突っ走る中田元泰

4437
中田元泰(香川)

2017前期に初A1へ昇格して以降、2018後期、2019前期と3度A1を獲得している中田元泰だが、今期は自己最高となる7点前後の勝率で推移していてビッグブレイク。数字に比例するかのごとくレース内容も良く6月住之江G1太閤賞では1・4・2・2・2・1で予選、準優を突破してG1戦2回目のベスト6入り。優勝戦こそ5着に敗退したが、記念レベルでもやれる手応えをグッとつかみ、当地前回7月G2MB大賞でも予選突破は果たせなかったが、3・2・5・5・4・3・2・1・4・2の成績。決してモーターに恵まれていたわけではなく中堅クラスの仕上がりだったが、強メン相手にまったくコーナー負けなく対等に渡り合っていたのは収穫と言えるだろう。尼崎は昨年も1月一般戦、5月一般戦、7月G1センプルカップと3節走っていて1月戦では尼崎初のベスト6入りの好成績を残していて相性はまずまず。大きくスペックアップしている今ならVチャンスも十分あると見たい。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします