レース展望

平山智加、平高奈菜の香川コンビを主役にオールレディースバトル

6期ぶりにA1カムバックを果たした平山智加。2013年当地周年記念、2013年芦屋クイーンズクライマックスと2つのG1タイトルホルダーらしく底力を120%見せつけている。SGは2016年福岡ダービー、G1は2017年戸田周年記念から遠ざかっていてファンはさみしい思いをしたかもしれないが、今年は華やかステージでも雄姿を見ることができそうだ。
2016前期の7.16に次ぐ7.14のハイアベレージを残した平高奈菜は昨年17優出V5と充実レース。一昨年のF禍を乗り越えバージョンアップ、悲願のG1タイトルへ今年もぶっ飛ばす。
2期連続A2の細川裕子だが、レディースチャンピオンで4優出していて2回準V。当地は大外V実績も残していて攻め迫力は満点。
2002年徳山レディースチャンピオン覇者の岩崎芳美はベテランになっても第一線で戦っている真の自在派。滅多に大崩れしない卓越ハンドルで好勝負。
前々期にキャリアハイのA1・7.17をマークしている塩崎桐加、同じくA1・6.37をマークした藤原菜希に爆発力。藤崎小百合、岸恵子、津田裕絵、徳山クライマックスシリーズで初Vを飾った平田さやかに鋭い自在アクション。

主な出場予定選手

  • 4387
    平山智加(香川)
  • 4450
    平高奈菜(香川)
  • 4123
    細川裕子(愛知)
  • 3611
    岩崎芳美(徳島)
PICK UP!

夢のA2ゲットへスリット強攻

4901
出口舞有子(愛知)

今年でデビュー5年目になる出口舞有子だが、2020年前期勝率は初の5点台を突破してアベレージは5.08。ようやく夢のA2昇格へ道筋は見えてきた印象である。昨年は8月唐津「桃咲まゆ杯~ほぼ女子戦~」で初優出を飾り、暮れの徳山クイーンズクライマックスシリーズでは2・2・1・6・5・4の成績で予選突破。2日目にイン逃げ1勝も挙げて大きなステージでもやれる手応えと自信をつかみ取ったことは今後のボートレース人生の大きな糧となることだろう。尼崎は昨年8月G3オールレディースで2・6・1・1・2・4・1・4・1・3の好成績マーク。当時の36号機は2連対率24%の低勝率モーターだったが、シリーズ上位のハイパワーに調整して快走した実績。課題は道中の接戦コーナーだが、ビシッと仕掛けるS力と思い切りのいい攻めは魅力たっぷり。いいイメージの残っている尼崎ステージなら活躍の期待は大きくふくらむ。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします