レース展望

Vハンター前本泰和をトップに好メンバー集結!

前本泰和は2007年にボート界レコードの7場所連続優勝という不滅の大記録を含む年間11優勝、優勝ハンターの異名で通算109V。ほぼプロペラ一本で行き足→伸びを仕上げるスタンスは持ちペラ制度の時と変わらずしっかり快速シーンへ持ってくる調整力が素晴らしい。尼崎も過去12優出V3と得意にしていて大活躍が目に浮かぶ。
尼崎28優出V8の白石健、57優出V6の松本勝也が地元ツートップ形成。剛の白石健、柔の松本勝のイメージだが、ともに持ち味であるパワフル仕上げ→自在シャープに運び、前本の独走を阻止する。
2016、2018平和島クイーンズクライマックスVの松本晶恵がレディースタイフーン。尼崎は5優出V0だが、2018当地オールスターでは自身初となるSG準優入りを決め、男勝りのスピード。
尼崎V4の大場敏はハンドル巧みに好位を外さない安定レース。尼崎V2の渡邊伸太郎は3、7月の当地一般戦で連続優出の熱血戦。
桐本康臣は尼崎7優出V3、山一鉄也は8優出V3と超得意水面。長尾章平、東本勝利、関裕也に果敢タッチの攻め。大穴で挙げたいのは上昇一途の高田ひかる。初A1も見えていて近況航跡は充実。

主な出場予定選手

  • 3573
    前本泰和(広島)
  • 3903
    白石健(兵庫)
  • 3529
    松本勝也(兵庫)
  • 4399
    松本晶恵(群馬)
PICK UP!

初のA1ゲットへ実りの秋!

4442
松竹大輔(愛知)

2016年後期に初めてA2へ昇格して2017年は前・後期ともA2をキープしたが、その後2年間はB1へ定着している松竹大輔。一発タイプのイメージを覆すことはできず、安定感を欠くことが多かったのがこれまでの感覚だが、今期はプチブレイクしていて初のA1昇格も十分狙える勝率をマークしているから驚きである。今年は4、5月蒲郡、7月住之江と3優出しているが、原動力として挙げられるのがプロペラ主体の調整がバッチリ当たっていること。特に今期は3連単へ絡む活躍はもちろんだが、あまり大敗しなくなっているのはモーターパワーの引き出しに成功しているからである。プラスアルファとして生まれるのがハンドリングとコーナーの精度アップ。モーター負けしていると、どんなにいいターンをしても勝てないし、競り負けてしまうのがボートレースの宿命だからだ。さて今回の尼崎は時期的におそらくA1勝率の勝負駆け。当地は活躍歴こそないが、デビュー期の2007年6月に初勝利を飾り水神祭を飾っているメモリアルプール。実りの秋とするべく激走する。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします