レース展望

2019ファイナルバトルは大激戦!

2019年後期にキャリアハイの7.99をたたき出した川北浩貴は2020年前期も7.73のハイアベレージをマーク。11月びわこで来年の平和島SGクラシック出場へ大きく前進する差し切りVを決め今年はV6と安定感だけでなく勝負強さも光る。快速シーンの多い尼崎は過去18優出V3と抜群の水面相性も誇っていて2019年の締めくくりVへパワフル躍動。
SGV1、G1V2の重野哲之も快速イメージ。尼崎は過去7優出V4と川北に負けない相思相愛の水面だシリーズNo.1の強Sパワフル先行が楽しみ。
飯山泰はG1戦3優勝の実績。尼崎はV0だが5優出していて不安はなく迫力アクションで沸かせる。
江夏満は攻守バランスに優れていて尼崎は3優出V0。実績は少し見劣るがVチャンス十分。
今期初戦の桐生で優勝して今年V6とした吉川昭男は2戦目の常滑でも準Vと破竹の勢い。尼崎も16優出V2といつも活躍。
豪快プレーがさえ今年3優勝の田中和也、巧みなテクニックが光る吉永則雄の住之江コンビもVターゲット。
やや手薄な地元勢だが廣瀬将亨、岸蔭亮がホームアドバンテージを生かす激走。
一発を秘めている内堀学、伊藤将吉は好機ゲットならV戦線台頭。

主な出場予定選手

  • 3606
    川北浩貴(滋賀)
  • 3995
    重野哲之(静岡)
  • 3940
    飯山泰(東京)
  • 4136
    江夏満(福岡)
PICK UP!

今年V2の勝負強さと一発力が光る柳田英明

3488
柳田英明(東京)

2015年後期を最後にA1から遠ざかっている柳田英明だが、2017年前期から7期連続してA2をキープしているのは評価できる。すでに52歳とベテラン世代へ入っているが、今年は3月浜名湖一般戦で5・1・1・2・1・2・1・1の好成績で2コースまくり優勝。2011年8月津一般戦以来、実に約8年ぶりの美酒を味わったが、その後も10月桐生G3マスターズリーグ優出3着、そして今期初戦だったびわこ一般戦では3コースまくりを的中させて今年2度目の優勝を飾るなど航跡は絶好調と言えるだろう。前述どおり優勝した決まり手がまくり2本というのも柳田らしく、快Sから強気に攻めていく姿勢を失っていないのがうれしいではないか。尼崎は2014年9月一般戦以来5年3か月ぶりの参戦と超久しぶりの登場で一抹の不安は抱えるが、4優出していて相性自体に問題はなく、すぐに感覚は思い出すはず。一番の特徴である平均コンマ14、S発順2.5は今年のスタートデータだが、どちらもシリーズトップレベルの迫力を誇っていて快Sアタックがとても楽しみだが、一足早いお年玉舟券を提供してくれるに違いない。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします