レース展望

好メンバーが激突する混合バトル!

2001当地オーシャンカップでSG初制覇。そしてG1タイトルV5の航跡が光る石田政吾。近年はSG、G1ロードから外れつつあるが、何でもこなせるマルチプレイヤーらしく一般ステージでは際立つ安定感を発揮している。メモリアルプール尼崎は過去14優出V6と強くいつもどおり自然体で巧走。
2019の石川真二は5優勝も光った49歳にして福岡でオールスター初出場。これは激しいコース取りとレーススタイルがファンに認められた証拠。尼崎は9優出V1だが個性派レーサーの動向は楽しみ。
前回8月G3オールレディースで2013G1周年記念以来の尼崎優勝を飾った平山智加。徳山クイーンズクライマックスへ賞金ランク4位で出場、2019V4の松本晶恵。2人の女王は堂々V候補として強豪男子レーサーへ挑む。
4期連続A1の都築正治、2期連続A1の丸尾義孝はコンスタントに活躍している安定感が抜群。
前回10月戦は凡機に手を焼き苦戦した桐本康臣、4月戦で途中帰郷に終わった松田竜馬だが、シリーズ上位の一発力を持っていてリベンジ十分。
2015福岡クイーンズクライマックス覇者の川野芽唯は4期ぶりにA1復帰。優出実績のない尼崎だが注目が必要。

主な出場予定選手

  • 3635
    石田政吾(福井)
  • 3473
    石川真二(福岡)
  • 4399
    松本晶恵(群馬)
  • 4387
    平山智加(香川)
PICK UP!

ツボにはまった時の破壊力は上位級!

4790
柳内敬太(兵庫)

2019年の地元戦は3節走って、いずれも予選敗退に終わった柳内敬太。それだけを考えると見せ場はまったくなかったように思えるが、個人的には強烈なインパクトも残っていて1着を取った時の鮮やかすぎるレースが目に焼きついている。確かに負けた時は淡泊な一面が顔を出してしまい、何もできず大敗することもあるかもしれないが、イン一発はもちろん、外コースのダッシュ戦からも角度鋭い全速差しで、しばしばビッグ配当を演出する。いつも注目しているレーサーのひとりである。そんなレースができるのにこれまでB1を脱出できないのはとても悩ましいが、30歳になったことだし、2020年は今後のボートレース人生を占う意味でも奮起あるのみ。今シリーズは地元が手薄なイメージだが、2017年6月戦以来の地元優出をノルマに掲げて気迫あふれるレースを展開してもらいたい。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします