レース展望

市橋卓士、渡邉英児に迫る長嶋万記!

昨年の市橋卓士は106勝をマークして17優出V7の大活躍。今春平和島SGボートレースクラシック出場チケットも確定的にするなど充実ロードを歩んだ。4優出V1の尼崎は最近活躍歴はないが、苦手意識はなくシリーズ最強のS力と先行力を武器に優勝戦線を引っ張る。
デビュー初Vを尼崎で飾っている渡邉英児は自慢の調整力と巧みなコーナー手腕で大崩れなき安定感。当地V6へ名人芸を見せる。
尼崎の長嶋万記は2005年12月女子リーグ初優出→2009年12月女子リーグ初Vと滅法強い。徳山クイーンズクライマックスはトライアルで敗退したが、男子強豪と対等に渡り合える力も持っていてメモリアル水面で躍動。
前回11月戦は苦しみながらも優出して3着へ入線した野澤大二にSGV1、G1V3の底力。尼崎は15優出V2と相性も良く快S豪快プレー。
A1レギュラー鈴木博に鋭いレース手腕。産休を経て6期ぶりにA1カムバックを果たした魚谷香織の自在攻勢も魅力。
暮れのありがとう競走で激走した地元廣瀬将亨、そして全速攻めに迫力のある山田雄太、2020前期勝率7.28をマークした竹田辰也のレースぶりに注目。

主な出場予定選手

  • 4063
    市橋卓士(徳島)
  • 3502
    渡邉英児(静岡)
  • 4190
    長嶋万記(静岡)
  • 3534
    野澤大二(東京)
PICK UP!

初A1ゲットの大野芳顕に熱視線!

4363
大野芳顕(福岡)

2019年前期にB1へ降格した大野芳顕だが、2005年11月のデビュー以来それまで10期間A2を獲得していたように地力は十分に持っていて2019後期にA2へ返り咲き、1月から適用の2020前期勝率は6.40をマークして待望の初A1を獲得。文字通りホップ・ステップ・ジャンプと階段を駆け上がり、今年は勝負の年と位置づけて気迫レースを展開するに違いない。大野のレースを初めて見たのは某ボートピア。まだデビューして数年で名前すらピンと来ず、正直舟券の対象外と思っていた。それがいざフタを開けてみると大外フルダッシュからズバッとまくり差し。一気に突き抜けて万穴提供。驚くと同時に頭の中でマークレーサーに浮上したことを覚えている。尼崎はあっせんが少なく今回は約2年半ぶりの出場だが、オール3連対で優出した実績も残していて相性は決して悪くない。堂々A1レーサーの看板を背負っている今回は大いに期待して熱視線。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします