レース展望

中島孝平をはじめ好メンバーが集結して激烈バトル

4月のG2戸田MB大賞から怒涛の優出ラッシュが光っていた中島孝平は、5月三国GWシリーズで完全復活を告げるオール3連対V。SG戦2優勝、G1戦6優勝の底力を示した。2005年周年記念でG1初優出、2018年オールスターで2度目のSGVを飾っている尼崎ステージならさらに加速モードへ突入。
いつ来てもトップレベルの快速パワーに調整して過去14優出7優勝と尼崎をドル箱にしている石渡鉄兵。鋭い自在ハンドルは中島と双璧の精度も誇っていて昨年6月津一般戦以来遠ざかっているVへ全力ファイト。
F休み明け3節目の飯山泰に強烈スパート。当地は優勝歴こそないが、迫力満点のレースを展開していて楽しみしかない。
三井所尊春もシリーズ屈指の超攻撃型。尼崎は約4年近いブランクはあるが、ケースバイケースでチルトを使い分ける豪快プレーで大暴れ。
君島秀三、金子萌に強S→果敢アクション。秋元哲、椎名豊、船岡洋一郎はシャープに俊敏ハンドルを駆使する自在プレーヤー。新モーター、新ボートの初おろしだった4月鳥取市長杯で4カドまくりを決め地元初優勝を決めた田路朋史は10期ぶりにA2復帰も果たしていて地元連覇を狙う。

主な出場予定選手

  • 4013
    中島孝平(福井)
  • 3716
    石渡鉄兵(東京)
  • 3940
    飯山泰(東京)
  • 4101
    三井所尊春(佐賀)
PICK UP!

初A1へ昇格して加速する金子萌

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金子萌(静岡)

強豪のDNAを継ぐ多大なプレッシャーもあったと思うが、父・金子良昭の大きい背中を必死で追いかけ、2020前期に初A2をゲットした金子萌は2020後期に待望の初A1へ昇格。すでにデビュー7年が経過していたから決して順風満帆とは言えず長い道程だったが、30歳という節目の年にA1へ昇格できたのは今後のボートレース人生を考えると本当に大きかった。また単なる勢いだけではなく、じっくり蓄積してきた実力だから一過性のものではないことは今期のレースで証明するだろう。前回出場時の昨年10月一般戦でもアピールした強烈なS力と攻め一徹の姿勢が最大の長所だが、変化技も身に付け多彩に運ぶ1M→2Mのハンドルワークも輝きを見せつつある。4月江戸川一般戦では初めての準Vがあったが、次なる目標はVゴール。その時こそが偉大な父に肩を並べることになるが、目前でその光景を見られることを期待して熱視線を送る。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします