レース展望
平本真之、寺田祥をはじめスター級がズラリ
昨年9月、まくりにスポットを当てた企画シリーズ(日刊ゲンダイ杯)が好評を博し今回は第2弾。前回は乱発といかなかった「まくり賞」だが、攻撃タイプもそろい楽しみ。スターレーサーが集結してV争いも激戦だがV候補トップは平本真之。2016当地オールスターV以降、2018尼崎、2019福岡、今年住之江大会と3連続優出していてオールスター男と呼ぶにふさわしい戦歴。何でもこなす真の自在派だが今節も多彩ハンドルを使い激走。
2017若松メモリアルで8戦7勝の圧巻Vを決め初のSGタイトルを獲得した寺田祥。今期初戦の下関で優勝していてリズムもいい。
坂口周は今年3月平和島クラシックでSG初優出。豪快に攻めていく迫力戦は前記両者に見劣りしない。2001当地オーシャンカップでSGVを飾っている石田政吾。得意プールらしく前回1月戦でもオール3連対Vと円熟レースが光る。
岡祐臣、佐藤博亮、宮崎奨、星栄爾クラスにはブン回すレースに期待。握りマイ一発が場内を沸かせるはず。西山昇一、山地正樹、川原正明は剛柔自在ハンドルを駆使して快走。A2へ降格した吉田俊彦、杉山裕也だが奮起十分。大外スペシャリスト澤大介、阿波勝哉も注目。
主な出場予定選手
- 4337平本真之(愛知)
- 3942寺田祥(山口)
- 3984坂口周(三重)
- 3635石田政吾(福井)
15年ぶりのVも飾り冴える自慢の強S先行
兵庫では高山哲也、星野政彦、泉具巳に次ぐ古参レーサーとなった宮本裕之だが戦法は若いころと変わらずスリット先陣から力ずくで牛耳る迫力駆けが多い。それを象徴したのが2月平和島。1・4・1・1・2・1・1・4・1で予選→準優を突破。通算100度目の優勝戦はイントップSを決め快勝。2005年津以来、約15年ぶり通算8度目のVは10戦7勝の圧巻劇だった。勝率も2018、2019年こそB1に甘んじていたが、2020前期に続き後期もA2ゲットとまだまだやれる自信と手応えをつかんでいる。今節は~まくってちょ~うだい!!~のサブタイトルがついているようにまくりに焦点を当てた企画戦。昨年の地元戦はイン5勝、2コース1勝。今年はイン4勝、2コース1勝と内側でしか勝てていないが、宮本のセンター、アウトまくり一発シーンは十分期待できる。
全国過去3節成績
開催期間 | 競走タイトル | ボートレース場 | 節間成績 |
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データは前検日に更新いたします |