レース展望

吉田俊彦、和田兼輔の地元ツートップが激走!

昨年7優出V0の吉田俊彦、7優出V2の和田兼輔。年末ありがとう競走は優出こそ逃がしたが、連日見せ場たっぷりに場内を沸かせる力走が光っていた。吉田は過去V17、和田はV4の尼崎優勝を誇っていて今回は地元ツートップ形成。遠征組に優勝をさらわれるわけにはいかずVノルマに激走。
G1V2の実績が光る谷村一哉。尼崎は2019年7月BTS神戸新開地杯以来の参戦だが優勝歴も持っていてイメージはグッド。コースを問わない機動力にも優れていてVチャンス十分。昨年8月大阪王将杯で予選、準優をオール3連対クリアで優出した森野正弘は昨年10月桐生周年でG1通算3回目の準優進出を決め11月福岡周年でもベスト18入りと本格化イメージ。昨年V4が光る山地正樹の気迫プレーが脅威。コース取りから曲者ぶりを発揮して優勝戦線へ浮上。2期連続A1が地力アップを証明する高倉和士、昨年3月伊丹市施行で優出した井上忠政、昨年4月鳥取市長杯で優出した松山将吾に果敢アクション。シリーズトップ級のスピード戦が楽しみ。沖島広和、中村晃朋、河野大、松尾祭は一発力で沸かせる。

主な出場予定選手

  • 4055
    吉田俊彦(兵庫)
  • 4446
    和田兼輔(兵庫)
  • 3961
    谷村一哉(山口)
  • 4601
    森野正弘(山口)
PICK UP!

尼崎初優出へ吉田和仁の一発アクション

4182
吉田和仁(滋賀)

2002年5月に90期生としてデビューした吉田和仁。苦難の道のりが続いたが、2020前期で初めてA2へ昇格。2020後期は惜しくもB1へ降格したが、2021前期でA2再昇格。勝率5.75はキャリアハイと37歳にして急速に進化していて航跡は充実している。好調の要因を考えたがやはりモーター差が少なくなったことが一番だろう。体重55キロ前後で走る吉田にとってこれは大きく、先日52キロとなった最低体重制も今後は追い風になるのは間違いないだろう。尼崎はあっせんも多く、昨年は4節走っていて3節連続ベスト18入りを果たし、パワー負けはなく活発イメージ。内訳は39走して1着9本、2着6本、3着8本、着外16本と3連単舟券に欠かせない存在になっている。ポジションも問わない一発力は特に穴党の支持を集めることが多いが、それに応えるべく激走している。今回は尼崎初優出をミッションとして全力プレーを見せてくれるだろう。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします