レース展望

上位陣に役者がそろい大激戦シリーズ!

昨年18優出V2と航跡が安定していた久田敏之。G1タイトルは獲得していないが昨年蒲郡SGチャレンジカップで初優出していて戦闘能力はSG級。過去4節の尼崎は周年記念で準優出2度、一般戦は2優出と相性もいい。2011蒲郡SGオーシャンカップV、G1V3の佐々木康幸は昨年11優出V3。快Sシャープに舞うコーナーも安定。SGV7、G1V16の大看板が素晴らしい西島義則。2019年12月尼崎マスターズリーグ以来優勝から遠ざかっているが久々Vへ進入からオーラを放つ。過去3節の尼崎で準V→優勝→準Vの航跡を残す中野次郎はG1タイトル5勝の実力者で快速戦がさえわたる。横澤剛治、岡瀬正人はコーナー鋭く台頭。昨年夏のオール兵庫を制した和田兼輔、2016年11月一般戦Vの永田秀二と当地に良績を残す2名も俊敏アクション。当地は約3年ぶりだがマスターズリーグとささはら賞準Vの高橋勲も若手顔負けプレー。福島勇樹はF2で割り引き。ならば名手大賀広幸、森秋光、山本浩次の奮起に期待。

主な出場予定選手

  • 4188
    久田敏之(群馬)
  • 3909
    佐々木康幸(静岡)
  • 3024
    西島義則(広島)
  • 4075
    中野次郎(東京)
PICK UP!

1月ローズカップ準Vの再現へ下河誉史の激走

4151
下河誉史(福岡)

2001年11月にプロデビューした下河誉史。優勝は2015年11月平和島一般シリーズの1度きりだが、2020後期→2021前期と連続A2をキープしていて今期もペースは良く3期連続A2へ向け邁進している。下河といえば最近は道中コーナーで見せるスコーピオンターンが話題になっているが、痛めた左足の踏ん張りが利かず、上げたところ「ターン出口の出足をかせいで波をつぶす」感覚になりターン後の抜けなどが良くなったと言うからまさにけがの功名だった。当地はあっせんが少なく、今年1月ローズカップは約5年9カ月ぶりの参戦だったが、予選を3・4・2・5・1・4・1でクリア。準優日も前半戦を2着でまとめ勝負の準優も2着へ入線して優勝戦へ進出する好ファイト。その頂上決戦も6枠だったが、2着へ食い込む大健闘。久々水面をものともせずソツない走りが光った。まくり、差し、何でもこなせる自在ハンドルは優れていて再度上位進出へ存在感を示す果敢プレーに期待できるが、アマチュアカメラマンなどに人気のスコーピオンターンはぜひライブで観戦したい。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします