レース展望

ミドルシリーズを熱くするトップフォーが強烈パフォーマンス!

5日間ミドルシリーズは予選3日→準優→優勝スケジュールだが好枠独占はトップ4を形成する魚谷智之、丸野一樹、原田幸哉、徳増秀樹。SG3冠、G1V11の魚谷は地元水面で激走。SG3冠の原田は4月下関マスターズチャンピオン→5月徳山68周年で連続Vを飾りG1V18と強S豪快プレーがさえわたっている。SG1冠、G1V3の徳増はセンプルカップも勝っているメモリアル水面で快S躍動。そしてSG優勝へ最も近い男と目され迫力満点のハンドルがうなる丸野は1月センプルカップ→3月若松68周年を制していてG1V4。この4強がシリーズを凌駕(りょうが)して千両役者ぶりを発揮する。
当地直近4節で三角哲男は3優出、杉山裕也は2優出。星野太郎は直近5節で3優出。伊藤啓三は5節すべて最終日選抜戦2着の記録。「4強」の牙城はとてつもなく高いが快S、シャープに舞うコーナーで存在感は示すだろう。
当地前回戦で優出している谷野錬志、上田洋平に一発力。変幻プレーが魅力の藤山翔大、茶谷信次、東本勝利は上位進出へ気迫を見せる。馬袋義則、松井賢治も地元アドバンテージを武器にガッツ戦。

主な出場予定選手

  • 3780
    魚谷智之(兵庫)
  • 4686
    丸野一樹(滋賀)
  • 3779
    原田幸哉(長崎)
  • 3744
    徳増秀樹(静岡)
PICK UP!

庄司孝輔にデビュー初V、久々A2の勢い!

4360
庄司孝輔(静岡)

2005年11月浜名湖でデビューした庄司孝輔。翌12月浜名湖で初1着をゲット。2007年3月住之江で初優出を飾ると2008後期に初のA2昇格。2009前期こそB1へ降格したが2009年後期から4期連続A2を張って出世はかなり早く将来を嘱望された。しかし、どうしたことかその後は低迷が続き10年間もB1暮らしに定着。そんな庄司だが2月常滑で2コースまくりを決め通算19回目の優出で初優勝のビッグニュース。勢いに乗って2021後期は11年ぶりにA2カムバックのミラクルロード。年齢は36歳とまだ若いが、正直復活は厳しいと思っていたから快挙と呼んでいいだろう。尼崎は2018年12月伊丹選手権以来約2年半ぶりの参戦。これまで特筆すべき実績は残っていないが今回は持ち前の一発が飛び出すか。シリーズは強メンがそろっているが、だからこそ打ち破れば好配メーカーと化すシーンがあるだろう。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします