レース展望

ベテラン名手がそろい大激戦ムード!

6月ミリオンロードカップでオール2連対Vを飾った馬袋義則は地元V5達成。2012戸田SGクラシック優勝の底力と俊敏プレーは安定。マスターズリーグらしくさすが名手がそろったが、地元アドバンテージを生かして激走。G1V7の航跡が光る仲口博崇は2014常滑ダービーを制してSGタイトル獲得。尼崎はG1ダイヤモンドCを含めV4水面だが2019G2MB大賞と2019マスターズでともに準Vといつ来ても主役の走り。水面巧者なら大場敏、飯島昌弘、渡邉英児、島川光男も大きくクローズアップ。2022前期勝率も素晴らしい大場は当地V5、飯島は当地V4、デビュー初Vも尼崎の渡邉はV5、尼崎4連続優出中の島川はV5と堂々の航跡。いずれも自在ハンドルに優れていてV候補へ名乗りを上げる。角谷健吾、鈴木博、高橋勲、天野晶夫、伊藤誠二、畑和宏、石田章央に果敢アクション・先行力を誇り迫力戦。岩崎正哉、深井利寿、山一鉄也、福田雅一、川北浩貴も鋭く自在ハンドルを極めて巧走。

主な出場予定選手

  • 3612
    馬袋義則(兵庫)
  • 3554
    仲口博崇(愛知)
  • 3489
    大場敏(静岡)
  • 3679
    飯島昌弘(埼玉)
PICK UP!

伊藤誠二の快S豪快攻めが魅力!

3713
伊藤誠二(愛知)

1994年6月に蒲郡でプロデビューした伊藤誠二。初陣2着、2走目に水神祭を挙げるなど早くから頭角を現し2001年1月浜名湖新鋭王座(現ヤングダービー)でG1初優出→初V。今年デビュー28年目を迎えているが、通算55優勝で、栄えある2000勝へもあと50勝を切っていてモチベーションは高く、2022前期勝率でもA1復帰。数字的にもこの数年では一番の勝率をマークしてベテラン健在を示している。45歳以上が資格を持つマスターズリーグではまだ若手といってもいい年齢(47歳)だが、シリーズトップを競うS力とポジションを問わない先行力とシャープに舞える自在コーナーは大きな買い材料となる。尼崎は縁もあり1997年新鋭王座でG1初出場、2001年クラシックでSG初出場と当地でビッグステージデビューを果たしている。当地優勝は2008年伊丹市施行の1回きりだが、昨年11月あんかけチャンポン杯で優出、今年G1センプルカップでも2着2本。今節もド派手に攻め一徹のレースを見せる。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします