レース展望

ズラッと速攻タイプがそろい火花散るS合戦!

SGV2、G1V5の履歴が燦然(さんぜん)と光る平尾崇典。尼崎は7連勝パーフェクトVも含めV3実績を誇っていて快S豪快に攻めまくる。Sと言えば田頭実。1~5月の平均Sは驚異の0.12。この度胸SでSGV2、G1V6を勝ち取っていて昨年もV5。平尾同様に尼崎はV3実績を持ち約3年半ぶりの水面だが迫力ラン。和田兼輔が地元アドバンテージを生かす。近況は伸び型の調整が当たっていて果敢に行く。1月レディースVSルーキーズバトルV→4月ささはら賞準Vの井上忠政はグンと戦闘能力を上げていて得意プールではじける。2020ささはら賞Vの森永淳に快速イメージ。2018ローズカップ優出以来の杉山正樹はシャープに運べるコーナー軽快。山地正樹はコース取りも激しく、くせ者ぶりを発揮。森定晃史にも快Sシャープ駆け。杉山と森定には尼崎V歴があり縦横無尽。2019、2021ルーキーシリーズ優出中の小池修平、2020G2MB大賞とマクール杯を連続優出している坂元浩仁に強烈先行力。今井貴士や明石正之らのレベルも圏内。

主な出場予定選手

  • 3822
    平尾崇典(岡山)
  • 3257
    田頭実(福岡)
  • 4446
    和田兼輔(兵庫)
  • 4959
    井上忠政(大阪)
PICK UP!

完全復活へ勝野竜司が元気アクション!

3697
勝野竜司(兵庫)

2005丸亀MB大賞でG1Vを果たし、2011住之江賞金王シリーズでSGVも飾り通算54優勝。かつては吉川元浩、魚谷智之に次ぐ兵庫No.3の地位を固めていたこともある勝野竜司。近年は腰痛のせいで思うような走りができない状態が続いていて2016後期を最後にB1、B2を繰り返していたが、当地前回5月グリーンカップではトップ級の好パワーに仕上げ2・4・1・2・2・1・3・2の好成績を残し予選、準優をクリア。優勝した2017年10月琴浦賞以来約4年7カ月ぶりにファイナル進出を決める絶妙プレーを展開した。正直厳しいシリーズになると思っていたが底力を示す大拍手のレース内容は感動ものだった。まだまだ体調面は予断を許さない状況だが出てくる限りは120%の戦いを繰り広げるのが勝野の流儀。今回もビシッとモーターを調整して元気アクション。V候補の一角として躍動する。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします