12R  優勝戦

地元勢が幅を利かせ稲田、尾嶋、高野、鈴谷、宮田、重木と2023ファイナルはオール兵庫バトル。パワフル対決だが人気は稲田が背負いピットアウト。小晦日（こつごもり）にしては暖かく水面コンディションも絶好のもと、進入は枠なり3対3でスタート。カド鈴谷がフルダッシュSからじわりと絞って行くが稲田も伸び返していて1M抵抗。前競りを逃がさなかったのは宮田。ズバッと稲田の懐に突入。尾嶋と高野は引かされ、高野は重木と接触して転覆。こうなれば勝負は2Mだけ。その2Mは宮田が内有利に先マイ。稲田は全速で逆転を狙ったが届かない。2周1M事故艇を避けて宮田、稲田、鈴谷と旋回、もちろんそのままゴールして大荒れ決着となった。宮田は地元5回目の優出で待望の尼崎初優勝。8月若松ルーキーSに続く通算V2。A1昇格も決め来年は更なる飛躍に期待できる。