今節は最終日11Rまでに、11本のまくり勝ちが乱舞した。優勝メンバーの島川、井上、鰐部は、ここまでそれぞれ2本のまくり1着。これを受け止めるのは準優1枠から1人勝ち上がった中村。さらに竹田、山室と激戦必至。進入はS展示と少し変わり1256/34の4対2。イン中村、カド井上の態勢でスタート。仕掛けたのは島川。行き足を伸ばし中村の抵抗を抑え、まくっていく。中村はたたかれ、早差しの竹田は流れ、全速で続いたのは井上。そして鰐部、差した山室が続く。2M島川の先制。井上は山室を抑え次位続くが、ここで島川が一気に引き離して独走スタイル。その後、上位は変わらず山室も鰐部を振り切り3位を粘り2→3→6の高配決着となった。シリーズ12本目のまくりを勝ちを決めた島川は2021年6月徳山以来、約3年2カ月ぶりの優勝。尼崎は実に約17年4カ月ぶりV6。通算74優勝とした。