藤岡、西島、桐生、谷津、浜田、赤岩と激熱メンバーになった優勝戦は、待機行動から一触即発だが意外と落ち着き、S展示と同じ1236/45。それでも藤岡は100mを切る深めのイン。そしてカドに谷津。4対2の態勢でスタート。内コース3者がビシッとゼロ台Sを仕掛けた。1M藤岡が鋭くイン先マイ。引いた西島をたたいて桐生がまくり差しを狙ったが、サイドがグッと掛かった藤岡に届かず流れ気味。谷津が展開を割ったがバックも力強く藤岡が伸ばして早くも独走態勢を築き、桐生も前方。赤岩が続くが西島、浜田は圏外。2M藤岡、桐生と相次いで旋回。2周1M上位2人は変わらないが、3位争いがもつれてきた。2周2M切り返しの赤岩を谷津が差して追撃を振り切り、そのまま1→3→4でゴールした。1番人気に応え優勝した藤岡は、昨年9月男女W優勝戦以来の地元V9。今年は初V。通算28優勝。3月G1センプルカップでもタイトルゲットへ熱い走りを見せてくれるだろう。