井上一、尾嶋、小池、今泉、安河内、飛田とズラリV候補が顔をそろえた優勝戦。敢闘賞を受賞した安河内の大健闘が光ったが見応えたっぷり。曇天だが水面コンディションは微風の追い風。並びは枠なり3対3。1コースに井上一が構え4カドへ今泉でスタート。ダッシュ勢が少し仕掛けたが井上一も踏み込んだ。スロー勢が伸び返して1M井上一が先マイ。小池の全速は届かず尾嶋が一番差し。安河内はまくり差せず今泉、飛田の差しだが、バックは井上一が先頭。2M井上一が力強くトップ旋回。ここで次位追走の尾嶋を一気に突き放した。今泉が飛田を差しさばいてホーム尾嶋に迫ったが、2周1M尾嶋が今泉に全速。今泉も小池を抑えてそのまま1→2→4で決着した。尼崎4回目の優出で当地初優勝を射止めた井上一は、昨年12月宮島以来の優勝。通算V14とした。