西野、古結、鈴谷、大須賀、秋元、松下と戦前のV候補が名を連ねた優勝戦は激戦ムードが充満しているが、人気を集めたのは1枠西野。その西野が1コースへ入りカドへ大須賀。枠なり3対3進入でスタート。スロー3者をはじめ強烈なスリット合戦。スタート判定中のコールがあるなか、1Mは西野が気迫の先マイ逃げ。意表の全速に出た古結の攻めは許さず、差しに変化した鈴谷、大須賀、秋元も寄せつけず2M先制。ここでFコールが出た鈴谷は戦列離脱。西野の後ろの2、3着争いが焦点になったが、2周1Mは西野、大須賀が相次いで旋回。秋元は松下を差し交わして1→4→5の態勢が固まり、そのままゴールした。優勝した西野は昨年9月BTS京丹後以来の尼崎V2達成。通算16回目の優勝とした。