レース展望

G1ウィナー稲田浩二が地元凱旋!

9月戸田周年記念でイントップSを決め快勝した稲田浩二。デビューして15年4カ月、記念7度目の優出でG1ウィナーへ輝いた。まずは尼崎ファンに報告も兼ねて凱旋シリーズとして席巻。約4年間遠ざかっている地元V7をノルマに強S豪快プレー。
安田政彦は通算V76、尼崎V12と無類の勝負強さ。約3年近く地元優勝から遠ざかっていてそろそろ存在感を。陸の上では静、水面へ出るとガッツファイター。
前回5月戦でイン逃げ切った渡邉英児は尼崎V5と完全にドル箱水面としている。昨年4月福岡マスターズチャンピオンでは20年ぶり2度目のG1制覇、円熟味を増したコーナー戦は必見。
三国G1ヤングダービーは準優で敗退した渡邉和将だが、自己ベスト勝率更新へバク進中。尼崎は2015ヤングダービーでG1初優出している水面。
SGV1、G1V7の山室展弘は尼崎V6と常に躍動。7点オーバーの今期は怪腕もうなりを上げている。榎幸司、原田秀弥も今期は快調ペース。ともにポジション不問の自在ハンドルで期待大。
前回1月戦でイン松井繁を4カドまくりで仕留めVの有賀達也、初A1が見えてきた横川聖志、パンチ力が光る乙藤智史、高橋英之も要注目。

主な出場予定選手

  • 4290
    稲田浩二(兵庫)
  • 3572
    安田政彦(兵庫)
  • 3502
    渡邉英児(静岡)
  • 4537
    渡邉和将(岡山)
PICK UP!

初のA1昇格へチャレンジ!

4587
木田峰由季(福井)

最近6期間の勝率はB1→A2→B1→B1→A2→B1とやや安定感を欠いている木田峰由季だが、今期は7月蒲郡一般戦で2015年9月芦屋以来通算2度目のVを飾り、8月芦屋一般戦でも優勝していてボートレーサー人生でも最高レベルの抜群リズム。勝率も6.17に伸ばしていて来期(2020前期)は自身初となるA1昇格も見えている状況。このセンプルバトルの前に児島一般戦(9月29日~10月4日)を走るが、A1ボーダーライン上のこの2節はおそらく勝率的に大勝負。気合マックスのシリーズとなることは間違いない。それだけでも十分「買い」材料だが、上昇一途のレースを思うとグンと期待感は高まる。過去の尼崎に特筆すべき戦歴は残していないが、決して苦手意識のある水面ではなく、今回は違った一面を見せてくれるに違いない。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします