レース展望

主力メンバーの実力が接近していて大激戦!

優勝を争う上位メンバーの戦闘能力が大接近。伏兵の台頭も考えられシリーズは大激戦ムードを呈しているが、V候補一番手に推したいのは小坂尚哉。今年の地元戦は7月G2MB大賞ベスト18、8月オール兵庫ベスト6とさすがの安定感。快速パワーへ仕上がるケースも多く昨年4月以来の尼崎Vへスタンバイ。
G1V3、SG準V2度の林美憲。2019後期は鋭い自在攻勢が冴え渡り快調航跡を描いた。尼崎もV3とドル箱にしていて期待大。
昨年7月G1センプルカップで優勝戦3着の快走が光った上野真之介は師匠・峰竜太イズムを継承する迫力ターン。10月唐津で今年初Vと勢いも加速。
野添貴裕は8月丸亀、オール2連対で今年初V。6月住之江GI太閤賞でも優出していて記念レベルの重厚ハンドル。尼崎初Vをターゲットに激走。
武田光史、大神康司、森定晃史に剛柔自在のレース手腕。仕上がり次第では主役レベルへ台頭シーン。
2019後期はF2でA2へ降格していた黒井達矢だが、2020前期はV4と完全復活。尼崎は2015SGクラシックF、G1ヤングダービーは事故で途中帰郷と相性は良くないが自慢のスピードレースで本領発揮。

主な出場予定選手

  • 4295
    小坂尚哉(兵庫)
  • 3743
    林美憲(徳島)
  • 4503
    上野真之介(佐賀)
  • 3555
    野添貴裕(大阪)
PICK UP!

巧みなハンドルワークが光り期待度絶大!

4172
森定晃史(岡山)

前回8月ダイスポカップで1着1本、2着4本、3着7本と12走すべて舟券に貢献した森定晃史。過去3年にさかのぼっても36走して1着6本、2着12本、3着11本と2連対率50%、3連対率は実に80%と驚異の数字をマークしている。しかも前回は決してパワー的に恩恵があったわけではなく引いたのは9%の低調モーター。苦戦も予想されたが、調整力を発揮して戦える舟足に仕上げた。それでも中堅の域は出ず上位との差は埋まらなかった。それでいて好成績を残したのは自慢のS力と自他ともに認める鋭いコーナー手腕のたまもの。モーターが決して出ていたわけではなかったからキレキレのハンドルワークがよけいクローズアップされた形と言えるだろう。2018、2019はA2、A1を行ったり来たりしていたが、2020前期は2019後期に続いてA1キープが確実で、成績も上昇一途。好モーターゲットでもあれば待望の尼崎初Vの道は大きく開ける。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします