レース展望

昨年SGオールスターVの中島孝平を中心に激戦

昨年当地オールスターで2010年住之江グランプリ以来2度目のSG優勝を飾った中島孝平。今年は2月近畿地区選手権で優出したが、SG、G1ロードで苦戦が続き賞金ランクも低迷。しかし2005年周年でG1初優出を飾った尼崎なら役者の違いを見せて当然で当地V6の確率は高い。
地元リーダー山本隆幸は10月びわこで昨年2月常滑以来1年8カ月ぶりに優勝。機動力を武器に11戦8勝の快進撃が光った。
前回7月一般戦で12戦8勝の圧巻パフォーマンスで尼崎初Vを飾った一宮稔弘の先行パンチは他者にとって脅威の存在。
西山昇一は59歳の大ベテランにしてバリバリA1へ君臨、さらに円熟味を増している。
SGV1、G1V3の底力を発揮している野澤大二は約2年間優勝から遠ざかっているが、尼崎14優出V2と相性は良く久々Vへ迫力プレー。
岡瀬正人、鈴木博は剛柔織り交ぜたソツないハンドリングが安定。ともにV0の尼崎だが岡瀬は8優出、鈴木は12優出していて水面相性に問題はない。
尼崎V歴のある前野竜一、吉川喜継に果敢アクション。自在性にも優れていて期待大。ダークホースなら一発力を秘める里岡右貴、郷原章平、星野太郎。

主な出場予定選手

  • 4013
    中島孝平(福井)
  • 4025
    山本隆幸(兵庫)
  • 3788
    一宮稔弘(徳島)
  • 3022
    西山昇一(愛知)
PICK UP!

輝きを取り戻すべく豪快アクション

4012
中村有裕(滋賀)

昨年ボートレースダービーを守田俊介、チャレンジカップを馬場貴也が制し、川北浩貴、吉川昭男も元気一杯のレースを展開。さらに女子No.1遠藤エミをはじめヤング丸野一樹、松山将吾の台頭など滋賀支部は全国でも屈指の活気を誇っている。そんな中、かつて守田とWエースとして支部を牽引していた中村有裕はどうしたのだ?との声も聞こえてくる。2005年11月江戸川MB大賞でG1初制覇。翌年2006年は桐生ボートレースメモリアルで滋賀支部では48年ぶりのSG制覇。続く福岡ボートレースダービー、丸亀チャレンジカップと立て続けに優出。住之江グランプリに出場したようにこの年の中村は神がかっていた。しかし、その後のSGは2008年若松メモリアル、G1は2012年福岡周年以来優出から遠ざかっていてビッグロードでの活躍は見られなくなってしまった。それでも見限れないのがファン心理。マイペースを装うが闘志は失ってなく再び輝きを取り戻すよう見守りたい。今節はV候補NO.1の同期中島孝平の存在も熱くなる材料。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします