レース展望

新機・新艇セカンドバトルは大激戦ムード

2月G1近畿地区選手権でしっかりパワーアップに成功してベスト18入りを果たした萩原秀人。今年は地元三国正月戦を快勝していてリズムも悪くない。尼崎はV0だが、2016年12月福岡周年でG1タイトルを獲得している実力派でもあり当地初Vターゲットに躍動する。
大池佑来は1月浜名湖周年で2012年1月芦屋ヤングダービー以来のG1優出を決め準優勝の活躍。切れ味鋭い自在ハンドルが楽しみ。
令和元年度の最優秀新人に輝いた宮之原輝紀はスター街道まっしぐら。前回10月戦はパワー負けして1勝に終わったが、シャープなコーナーをはじめ随所に好センスの一端を見せた。五分の仕上がりなら本領発揮。
3期ぶりのA1復帰へ各地で巧走している渡邉睦広。尼崎は約3年2カ月ぶりの参戦だが自慢の調整力とテクニックでカバー。
A1復帰へ正念場の武田光史だが、ナタの切れ味を誇るハンドリングを持っていて五分の仕上がりならV戦線へ台頭。
福井、東京勢に迫るのは水面巧者の谷川祐一、3月福岡でイン逃げVを飾っている大ベテラン鈴木幸夫。伊藤啓三、杉山貴博、森貴洋は果敢ファイトで勝負。
地元期待は重木輝彦。A2勝負もかかっていてガッツアクション。

主な出場予定選手

  • 4061
    萩原秀人(福井)
  • 4468
    大池佑来(東京)
  • 4939
    宮之原輝紀(東京)
  • 3385
    渡邉睦広(東京)
PICK UP!

相性のいいプールで躍動する谷川祐一

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谷川祐一(滋賀)

この春デビュー11年目を迎える106期の谷川祐一。この期から募集枠が30歳未満に引き上げられると同時に特別枠も設けられ、念願のボートレーサーの仲間入りを果たしたのは28歳の時。すでにミドルエイジに達していたが、キャリア以上のテクニックも備えていて、A1レギュラーの風格もグッと増している。ただ今期はややレースリズムが上がらずA2ペース。期末ラストバトルで4期連続A1キープは厳しくなったが、来期の巻き返しも含め相性のいい尼崎で軌道修正を図りたい。昨年3節の当地は2月尼崎選手権で2・2・3・1・1・3・6・4・1・5・1・2の準V。地元強豪を向こうに回して連続優出した5月六甲賞は2・1・2・1・2・2・1・4・2・4。7月神戸新開地杯は1・5・妨でリタイア。そして今年2月G1近畿地区選手権は1勝に終わったが随所に好プレーを見せていて一般シリーズならV有力候補として躍動プレー。元バイクレーサーらしく調整力に長けていて、標準レベルのモーターさえ引けば上位パワーに仕上げ、期待度満点。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします