レース展望

ズラリ強豪がそろいV争いは大激戦ムード!

尼崎は過去V12を誇る安田政彦だが、地元優勝は2016年12月以来遠ざかっている。しかし、2020後期勝率は3年ぶりに7点アップとリズム上々。変幻自在に運ぶハンドリングは鋭く、久々の地元優勝へガッツアクション。
今年V5と飛ばしている岩瀬裕亮は切れ味鋭いコーナーと勝負根性に磨きが掛かっている。前回優出している尼崎との水面相性も悪くなくV戦線を引っ張る。
6月地元津で11戦8勝の圧巻レースで今年初Vを飾った安達裕樹は2020後期勝率で僅差ながら出場メンバー中トップ。快S先行の迫力はすさまじく前回準Vのリベンジチャンスは十分。
林美憲に快速イメージ。5月六甲賞でも地元勢のベスト18独占を阻止するなど尼崎との相性もバッチリで機動力を発揮。前回4月戦で準V力走が光った中辻博訓はシリーズトップのS力を武器に怒涛の先制力を発揮。
隠れV候補としてマークすべきは今年V4と覚醒ムードが漂う塩田北斗。強烈な攻撃がさえわたっていて楽しみしかない。
白水勝也、永井源、渡邊雄一郎、木村光宏、池田雄祐、小坂宗司に一発力。今期2優勝している大瀧明日香をはじめ女子勢の躍動シーンに注意。

主な出場予定選手

  • 3572
    安田政彦(兵庫)
  • 4604
    岩瀬裕亮(愛知)
  • 4227
    安達裕樹(三重)
  • 3743
    林美憲(徳島)
PICK UP!

軽量パワーを武器に赤井睦が快S一発

4733
赤井睦(徳島)

赤井睦は今年2月児島オールレディースで、約2年4カ月ぶりにカムバックを果たして元気レースを展開している。最たるシリーズは6月常滑オールレディース。1・2・2・4・2・5・5・1・2・2の節間成績だったが、優勝戦は大外6コースからコンマ06の豪快ショットを決め一気に内ラインをまくって出た。惜しくも流れて夢の初優勝は逸したが、強烈インパクトを残したのは間違いない。前回5月尼崎ヴィーナスシリーズでも2日目にまくり連発の2勝をマークしたが、天性のスリット感覚プラス攻め一徹の姿勢が実を結んでいる印象である。今節は前述の常滑でテクを見せつけられた大瀧明日香をはじめ樋口由加里、若狭奈美子と男子と対等に渡り合いそうな女子が注目されそうだが、一発の魅力と好配メーカーなら赤井睦と覚えておきたい。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします