レース展望

名だたる腕自慢と水面巧者がそろいハイレベルバトル!

SGV5、G1V15のタイトルがまぶしい田中信一郎。出走回数不足のため2020後期はB1になったが「最強のB1」として熱血プレーを約束。
市川哲也はSGV4、G1V19。尼崎は1997グラチャンで初のSGタイトルを獲得したメモリアル水面でもあり常に快S→俊敏テクニックで活躍イメージ。
宮地元輝は今年V4の元気レースが光っている。2015ヤングダービーでG1初優出を飾っている当地との相性も良く変幻自在に運ぶ豪快アクション展開。そのヤングダービーで初のG1タイトルをゲットしたのが松田祐季。昨年児島ダービーではSG初優出し、まだ進化中。
石田政吾は2001当地オーシャンカップ覇者。前々回1月ローズカップを含め尼崎V7の戦歴も光っている。2月丸亀四国地区選手権で悲願のG1タイトルを獲得した中岡正彦も当地V5とドル箱にしていてシリーズトップを争う強S果敢アクション。ともに当地V5の大場敏・渡邉英児はマスターズ世代でも屈指のレース手腕を誇っていて混戦になればなるほど真価発揮。
福島勇樹、石橋道友、渡辺真至の洗練アクションはシリーズ上位の安定感。地元は尾嶋一広のガッツレースに大きな期待をかけたい。

主な出場予定選手

  • 3556
    田中信一郎(大阪)
  • 3499
    市川哲也(広島)
  • 4445
    宮地元輝(佐賀)
  • 4391
    松田祐季(福井)
PICK UP!

前期F3を乗り越えガッツプレーを展開!

4571
菅章哉(徳島)

2014前期に初めてA2へ昇格してから4度のA1も獲得している菅章哉。小柄な体格とベビーフェイスとは真逆の闘魂オーラを漂わせるガッツマンだが、前期は勢い余って痛恨のF3。デビュー2走目にFを切るほろ苦い経験もしていて元々アクシデントは多かったが、本当にもったいなかった。長いF休みを消化して今回は約4カ月ぶりのカムバックシリーズとなるが、尼崎も約3年2カ月ぶりの参戦と条件はかなり不利。それでも当地は2010年4月ささはら賞でうれしい水神祭を飾ったメモリアルプールでもあり、満を持しての復帰戦。少しレース感覚に不安も抱えていていきなり速いスタートを期待するのも酷というものだが、菅の負けじ魂に自然と火がつくシーンは十分。本来ならV候補の一角として注目すべき存在。今回に限って立ち位置は伏兵となるが、迫力満点の攻めも持っていて上位陣に一泡吹かせ、好配メーカーと化すシーンも。穴党にとっては楽しみなレーサーと言えるだろう。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします