レース展望

2020センプルバトル締めくくりは地元スターの競演!

2020センプルバトルのフィナーレを飾る年末恒例ありがとう競走。今年は大阪、滋賀、福井支部の伏兵もそろっているが地元兵庫支部から大挙スターレーサーが参戦。準優ベスト18独占の可能性も高く「強い兵庫支部」のプライドを見せつける。長年支部を支えている魚谷智之がトップに君臨するのは間違いないが、稲田浩二が吉川元浩(今節不在)&魚谷のBIG2を捕えようとしている。「勢力図を変えたい」思いはヒシヒシと伝わってきて今年のG1戦は5節走り3優出して9月宮島周年V。11月蒲郡チャレンジCではSG初優出も飾り進化は止まらない。高野哲史はSG初出場だった7月鳴門オーシャン優出→2度目のG1優出だった11月福岡周年で師匠吉川に続く準Vと確実にグレードアップしている。10月大村ダービーでSG初優出を果たした金子龍介も4月津G1マスターズ→11月G1常滑周年で優出とガッツアクション。白石健、吉田俊彦、芝田浩治、近況絶好調の山本隆幸は攻守安定。古結宏、小坂尚哉、長岡良也、和田兼輔、廣瀬将亨の破壊力は上位レベルの迫力を秘めていて楽しみ。遠征組では2021前期勝率でシリーズトップの北村征嗣が存在感を示す。

主な出場予定選手

  • 3780
    魚谷智之(兵庫)
  • 4290
    稲田浩二(兵庫)
  • 3795
    金子龍介(兵庫)
  • 4512
    高野哲史(兵庫)
PICK UP!

有終Vへ和田兼輔の快Sガッツプレー!

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和田兼輔(兵庫)

和田兼輔は2007年5月にプロデビュー。同年9月三国で嬉しい水神祭を挙げ、2009年7月地元尼崎で初優出。初優勝は少し時間がかかり2013年2月平和島。 翌年9月一般戦では待望の地元初Vも飾り、2017年6月一般戦V→2018年2月W優勝戦Vと地元レースは快速シーンも多く大活躍。ハイライトは今年8月オール兵庫。優勝戦1枠をゲットしてイン快勝。初の兵庫チャンプに輝くと同時に地元V4を成し遂げた瞬間だった。今年は1月戦こそ準優戦が中止になり優勝戦進出を逃がしたが2月G1近畿地区選手権、5月六甲賞でもベスト6入りを果たしていて申し分なしの航跡を描いている。33歳という年齢的には脂も乗ってきて益々の奮闘が期待されるが、他の兵庫支部レーサーがSG、G1ステージで頑張っているのは刺激にならないはずがない。近畿地区選手権以降の記念レースはやや苦戦が続いているが、持っている力は上のレベルでもやれるもの。まずは夏の王者として有終Vを飾り来年のさらなる飛躍へつなげたい。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします