レース展望

まくりにスポットを当てた企画シリーズ!

今節はボートレースの醍醐味でもある「まくり」にスポットを当てた企画シリーズ。上位陣は伯仲していてV争いは大接戦だが主役は萩原秀人、中辻博訓の福井コンビ。萩原は昨年4月神戸新開地杯、中辻は昨年4月ささはら賞、7月しらなみ賞と連続優出している得意プール。快Sまくり、逃げ、差しと何でもこなせる自在性も大きな武器になる。林美憲は昨年3節の尼崎ですべてベスト18入りしていて持ち前の機動力がさえわたる。地元の意地を見せたい小坂尚哉、廣瀬将亨。大胆タッチに攻めるレースは迫力を秘めていてVミッションに激走。当地ではアクシデントが続いている里岡右貴、関裕也の福岡コンビだがA1レギュラーの底力発揮。イン戦が厳しいベテラン鈴木幸夫はまくり拒否の速攻戦。野長瀬正孝、藤本佳史、高濱芳久にシャープな自在攻勢。一発を秘めるのは畑和宏、大谷直弘、杉田篤光、黒柳浩孝、松竹大輔、平田健之佑、向井田佑紀。序盤でリズムに乗れば優勝戦線へ立てる実力も十分持っている。

主な出場予定選手

  • 4061
    萩原秀人(福井)
  • 3833
    中辻博訓(福井)
  • 3743
    林美憲(徳島)
  • 4295
    小坂尚哉(兵庫)
PICK UP!

初A2ゲットして意気上がる向井田佑紀

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向井田佑紀(広島)

2014年5月に114期生としてデビューした向井田佑紀。すでに109期に弟の直弥、113期に姉の真紀がデビューしていて珍しい3姉弟のボートレーサー誕生が話題をさらったことが思い出される。その出世頭となったのが佑紀。プロデビューは一番遅かったが、2021前期勝率で3姉弟トップとなる初のA2昇格のうれしいニュース。1年間トータルでも205走して1着31本、2着36本。3着34本、着外104本と飛躍的に3連単舟券に絡む大活躍。まだまだ道中コーナーに課題を残していて大敗も目立つが、そこを克服すればA1も狙える素質とさらなる進化の可能性を秘めていて今年は飛躍イヤーとなる予感。平均S0.16はシリーズでも真ん中くらいだが、タイミングよりスリット全速の質のいいS力が一番の特徴ではないか?その思い切りのいいSをバックボーンに今節は「まくり賞」もターゲットに攻め一徹。本命党、穴党、両方の期待に応えるパンチ力を見せてくれるに違いない。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします