レース展望
地元Vターゲットに戦線をリードする小坂尚哉
一昨年4月ささはら賞をイン快勝して尼崎V4とした小坂尚哉。同年11月戸田以来優勝から遠ざかっているが、地元では屈指の快速イメージ。久々Vへ気合のスタンバイ。
昨年は常滑周年、蒲郡周年、今年は蒲郡東海地区選手権でG1優出している磯部誠。平和島クラシック1勝、住之江オールスター2勝の戦闘能力。一昨年3月伊丹市施行V以来の尼崎だが連続V十分。
両者に立ちはだかるのは2011戸田東日本復興支援でSG優勝を飾りG1タイトルも2個ゲットしている重野哲之と2006SG平和島クラシックを勝ち、G1タイトルを4個保持している中澤和志。尼崎V4の重野、尼崎V1だがSGクラシック準Vもある中澤。快S豪快に自在ハンドルを極める真の自在派2人が貫録を示すシーン。
飯島昌弘は予選トップクリアを果たしながら準優で敗退した一昨年6月グリーンカップ以来の尼崎だが当地V4実績。松田大志郎は昨年9月伊丹選手権準V以来の尼崎だが両者軽妙に運ぶシャープアクションが光っている。
2020後期勝率でA2へ降格した森永淳だが今年4月ささはら賞に続く連続Vへ迫力アタック。岡村慶太、鶴本崇文、佐々木和伸、若林将の俊敏戦も圏内。
主な出場予定選手
- 4295小坂尚哉(兵庫)
- 4586磯部誠(愛知)
- 3995重野哲之(静岡)
- 3952中澤和志(埼玉)
A1カムバックと前回リベンジへ気迫戦
椎名豊は前回6月UCCカップ初日7Rで2コースまくり敢行。差されてしまったが2位を追撃していた。しかし、2周1Mで他艇ともつれて落水アクシデント。後半戦は欠場して帰郷する残念無念のシリーズになった。勝率面でも2017後期に初昇格して以降6期間キープしていたA1から2020後期はA2降格へするなどややリズムを乱している。しかし、デビュー2年目の2015年9月桐生で初優出→初Vを達成した勝負度胸とスター性は誰もが認めるところで今年2月戸田地区選手権、4月蒲郡周年でG1優出を果たしている実力と底力は絶対に無視できない。尼崎は前々回の昨年11月ルーキーシリーズで優勝戦へ進出している実績もあり苦手意識はなく、リベンジの意味も兼ねて今節は持ち前のスピードターンと迫力コーナーで上位戦線をにぎわせる活躍に期待したい。
全国過去3節成績
開催期間 | 競走タイトル | ボートレース場 | 節間成績 |
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データは前検日に更新いたします |