レース展望

巨大な存在感を示す白井英治、魚谷智之!

白井英治の航跡が充実している。今年はG1レースを11節走り6優出して3月下関周年V。SGは皆勤して5月住之江オールスター、8月下関メモリアル優出と安定感が際立っている。過去2優勝している尼崎は相性も良く最近は2016年周年記念、2018年オールスター優出の活躍。平和島グランプリを控えているが、弾みをつけるべく気迫アクション。
魚谷智之は今年5回目の地元戦。超抜だった8月オール兵庫はFに散り優出は3月G1センプルカップの1回だけだが周知のレース手腕で積み重ねた地元V29の大看板。2017年オール兵庫から遠ざかっている優勝ミッションへ熱走。
昨年9月三国ヤングダービーでG1タイトルを獲得したイケメン永井彪也は勢いに乗り12月グランプリシリーズ準Vの激走。2021前期勝率でキャリアハイの7.46をマークした塩田北斗。ともに前回の尼崎は優出していてチャンス十分。
山本寛久、佐藤大介、宮地元輝に鋭いレース手腕。3者ともV歴のある尼崎は得意水面としていてコーナー豪快に駆け回る。2月G1九州地区選手権Vの桑原悠、SGV1、G1V3の野澤大二は一発力で台頭。

主な出場予定選手

  • 3897
    白井英治(山口)
  • 3780
    魚谷智之(兵庫)
  • 4688
    永井彪也(東京)
  • 4566
    塩田北斗(福岡)
PICK UP!

デビュー初Vも決め西村豪洋は飛躍イヤー!

4565
西村豪洋(愛知)

常滑市に生まれ2009年11月に颯爽とプロデビューを果たした西村豪洋。初勝利は2010年4月桐生。初優出は2015年2月宮島で果たしたが2018後期の5.02が昨年までの最高勝率で成長は緩やかだった。しかし今年は右肩上がりの急成長。2020後期に5.74の勝率をマークして初めてA2昇格。9月には地元蒲郡で2・1・3・1・1・3・1の好成績で通算8回目の優勝戦進出。迎えたファイナルでは2コースから1人ゼロ台Sを決め渾身の差しハンドル。快速パワーの後押しもあり一気に突き抜けデビュー10年11カ月目にして歓喜のVゴール。山崎義明、赤岩善生、高野哲史を従えての勝利だったから価値も十分。2021前期は勝率こそ下げたが、ガッチリA2キープと赤丸急上昇レーサーとしてマークが必要。尼崎は昨年2月尼崎選手権以来の参戦だが、その時は準優進出戦を勝ち上がり、準優勝戦へ進出。惜しくも優出は逃がしたが、7日間のロングラン開催を激走した。当時よりはるかに戦力アップしていて楽しみ。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします