レース展望

田中信一郎トップに白熱の4日間ショートバトル

SGV5、G1V15の航跡が燦然と輝く田中信一郎。優勝は2019年3月徳山以来遠ざかっているが久々Vへ強烈ロード。尼崎は2017年3月BTS京丹後でV3を飾っているがそれ以来の美酒へ超絶テク。SGV1、G1V3の佐々木康幸は3月ルネサンス杯こそ優勝1枠で準Vだったが2007オレンジカップVの実績もある尼崎は強S俊敏戦が切れる。G1V1の福島勇樹は今年3度目の尼崎。前回戦はF2ながら準優進出の巧走を見せたが今節は本来の快S鮮烈戦でV争い。G1V2の白水勝也は昨年3度尼崎に出場して7月しらなみ賞で準V。快速イメージも持っていて爽快戦。A1カムバック吉永則雄は尼崎V4実績もあり躍動。佐藤大介、渡辺真至、ベテラン倉谷和信、山崎義明は多彩に運べるコーナーが安定していてV圏内。破壊力を秘める金田諭、石塚久也、滝沢芳行は舟券的にも注目のマト。地元は明石正之、松下直也、盛本真輔が軽妙ファイト。中里英夫、鈴木猛、関口智久、庄司樹良々、廣瀬真也は一発を秘め上位進出へ虎視眈々。女子では当地V2実績のある向井美鈴、昨年ヴィーナス優出の藤崎小百合に要注目。

主な出場予定選手

  • 3556
    田中信一郎(大阪)
  • 3909
    佐々木康幸(静岡)
  • 4083
    福島勇樹(東京)
  • 3576
    白水勝也(福岡)
PICK UP!

滝沢芳行が得意のスタートダッシュ

3381
滝沢芳行(埼玉)

デビュー33年の大ベテラン滝沢芳行。通算60優勝の名手だが大きな勲章は周知のとおり2001年常滑ダービー。一気にまくってSGウィナーに輝きトップレーサーの仲間入りを果たしたのは懐かしい思い出。2019前期を最後にA1は獲得しておらず近年はA、B往復を繰り返していて2021後期適用勝率はB1へ降格。それでも時折見せる豪快アタックを主体にレースは若々しく、まだまだA1復帰も狙える戦闘能力は備えている。尼崎は2016年7月日刊ゲンダイ杯でイン快勝し初Vを飾っている。1年に1度くらいの参戦だがイメージは悪くなく今年4月BTS神戸新開地杯でもしっかり準優進出を果たしている。そして面白いデータなら過去5節の当地は初走で4勝3着1回の航跡。ポジション不問のS力が勝利の要因を占めるが仕上がりも早いということは見逃せない。今節は予選2日→準優→優勝スケジュールはタイトだが滝沢向きといえるのではないだろうか。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします