レース展望
今年も熱い兵庫ダービー!
地元V26のうち、このオール兵庫V4の吉川元浩、地元V30のうちオール兵庫V9の魚谷智之。平成後半の兵庫ダービーは両雄のどちらかが優勝するパターンが続いていたが令和に入って金子龍介、和田兼輔がNo.1に輝き兵庫支部の底上げ証明。今年の兵庫夏の陣も波乱の予感で一杯。というのも本来V候補トップの吉川が丸亀ボートレース甲子園で痛恨F2。そんな状態でも意地を見せるのが吉川だが評価は下げざるを得ず、魚谷が昨年12月伊丹市施行以来の地元Vへスーパーターン。今年V2金子は炎のランナーと化して激走。今年V3稲田浩二は3月G1三国周年準V、福岡SGクラシック優出とスペックアップしていてタイトル初載冠へ機は熟している。高野哲史、藤岡俊介も記念レベルの戦力をつけていて虎視眈々。ベテラン芝田浩治、安田政彦、馬袋義則、さらに白石健、古結宏、山本隆幸、廣瀬将亨、吉田俊彦、長岡良也、和田兼輔、尾嶋一広、重木輝彦とV有資格者がスラリとひしめいていてまさに一触即発。向所浩二、橋本年光、明石正之、松井賢治、高橋正男クラスも軽視できず、和田拓也、加藤翔馬、鈴谷一平は新風期待。
主な出場予定選手
- 3854吉川元浩(兵庫)
- 3780魚谷智之(兵庫)
- 4290稲田浩二(兵庫)
- 3795金子龍介(兵庫)
変幻自在のハンドルで存在感を示す安田政彦
兵庫のベテラン名手といえば安田政彦を思い浮かべるファンも少なくないはず。1992年5月に70期生として颯爽デビュー。同年7月には水神祭を飾り翌年6月に初優出。そして2年目の4月桐生で初優勝とかなり出世も早かった。今年は通過点ながら通算2千勝も達成したが歳月を重ねてこれまで決めた優勝回数は78とさすがの勝負強さを見せている。勲章なら2003年地元周年記念。強豪相手に見事4コースからの差しを決めG1タイトルゲット。チャーリースマイルが思い切り弾けた瞬間だった。通算V78のなかには地元V13。オール兵庫は2001年と2010年を制した。昨年7月しらなみ賞で優勝し、今年は6月G3サッポロビールカップを走ったが、しっかり予選、準優をクリアして優勝戦進出。3着と3連単貢献も果たして大いに存在感をアピール。層の厚いお盆シリーズともなるとさすがの安田も伏兵の域を出ないが、トリッキーに運ぶコーナーは柔軟かつ豪快。随所に存在感を示すシーンが期待できるだろう。
全国過去3節成績
開催期間 | 競走タイトル | ボートレース場 | 節間成績 |
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データは前検日に更新いたします |