レース展望

地元白石健、藤岡俊介をツートップに大激戦!

2月尼崎選手権Vで地元V9とした白石健は8月オール兵庫でもガッチリ優出。1月センプルC→6月グリーンC→8月オール兵庫で優出している藤岡俊介は地元V5。今年は6月徳山、浜名湖、9月戸田でV3とG1レベルの破壊力に威力を増しているが尼崎の誇る真の速攻派がツートップ形成。大激戦シリーズだが両者がV戦線を引っ張る。今年V4の船岡洋一郎は9月宮島周年で2018平和島周年以来3回目のG1優出を飾るなど最高潮。今年V2の塩田北斗は変わらず迫力満点。2017ダイスポカップVの実績を持つ永田啓二は9月平和島で今年初Vとリズムアップ。2月児島Vの山地正樹はトリッキーかつ大胆レースが楽しく、4月芦屋で優勝している藤原啓史朗は豪快タッチの攻めが魅力。1月びわこV、6月当地では強豪男子を退け優勝した香川素子をはじめ、古賀千晶、水口由紀、池田紫乃とタレントぞろいの女子勢も大注目。10月7日時点でA1返り咲きは間違いなしの秋山広一は尼崎5優出V3とシャープ。同じく初A1当確の田中辰彦は9月児島Vと昇竜の勢い。今年V2の是澤孝宏、同V1谷川祐一の滋賀勢や、地元勢の鈴谷一平、高橋正男、田路朋史らも虎視眈々。

主な出場予定選手

  • 3903
    白石健(兵庫)
  • 4278
    藤岡俊介(兵庫)
  • 4398
    船岡洋一郎(広島)
  • 4566
    塩田北斗(福岡)
PICK UP!

5月若松で初優出→初優勝の山田和佐がアグレッシブに舞う!

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山田和佐(広島)

2017年5月に宮島でデビューした山田和佐はボートレーサーとしては珍しい島根県出身。翌年3月下関で水神祭を挙げ、これまで通算36勝をマーク。最高勝率は2020後期の4.21と勝率的に特筆すべきものはなかった。しかし5月若松で「B2優勝」のニュースがボート界を走り、それが山田だった。1・1・2・2・1・1・2・4で予選トップ通過を果たして準優も1着快勝。迎えた優勝戦は1枠ポールポジションから6番手スタート。1Mも絶体絶命のピンチだったが他艇の攻めをしのぎ逃げ切りV。異次元パワーのバックボーンがあったにせよ初優出→初優勝の快挙を達成。うれし涙にあふれた姿も印象的だった。目標はA級昇格と師匠岡谷健吾とG1レースを走ることだが、まずはA2昇格が第一歩。今節は新期初戦となるが開幕ダッシュが大事。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします