レース展望

男女トップ稲田浩二、田口節子を中心に熱戦!

5月六甲賞に続き8月オール兵庫を制して今年V4とした稲田浩二。近況リズムも良く地元3連覇へスタンバイOK。強敵は同期の盟友岡崎恭裕。G1タイトル2個の稲田に対して岡崎は2010浜名湖SGオールスターVプラスG1V3と実績上位。6月福岡周年で初のG1タイトルを獲得した前田将太を含め男子の部はビッグ3がシリーズ席巻。当地V3が光る丸尾義孝、今年V2東本勝利、さらに谷津幸宏、地元松井賢治、照屋厚仁、松下直也もマーク。
女子の部トップは2011三国、2012多摩川レディースチャンピオンを連覇している田口節子。さすがの底力を発揮して今年も女子戦V4。尼崎は5年10カ月ぶりだがV2実績もあり不安なし。6月桐生G3オールレディースVの寺田千恵は2007徳山、2010下関レディースチャンピオンでG1V2。2019児島レディースオールスター、2020蒲郡レディースチャレンジカップVとG2タイトルも積み重ねV3水面で躍動。8月浜名湖レディースチャンピオンでG1初優出を決めた渡邉優美が今年V4と充実航跡。実りの秋とするべく気迫戦。一発を秘める川野芽唯、倉持莉々、西村美智子、平田さやか、谷川里江も虎視眈々。

主な出場予定選手

  • 4290
    稲田浩二(兵庫)
  • 4296
    岡崎恭裕(福岡)
  • 4050
    田口節子(岡山)
  • 3435
    寺田千恵(岡山)
PICK UP!

存在感を示すマルチプレイヤー川野芽唯!

4433
川野芽唯(福岡)

2007年5月若松でデビューした川野芽唯。初勝利は183走目だった2009年1月若松。好センスは見せていたがスタートムラもあり勝率は低空飛行だったが2014後期にようやくA2昇格を果たし1年後にA1へ上がり6期間その座をキープ。その後はA2、A1を行ったり来たりしているが8年間A級を維持しているのは称賛できる。2015年福岡クィーンズクライマックスではG1初優出→初優勝。三浦永理のFがあったが同期の平高奈菜、鎌倉涼を従えてのVシーンは実に印象的だった。今年は3優出V0と昨年芦屋ヴィーナスシリーズ以来優勝から遠ざかっているが尼崎は得意プールとしていて昨年1月ローズカップ(混合戦)で優勝戦3着、同年8月オールレディースでも優勝戦進出。今年は7月ヴィーナスシリーズを走っているがしっかり準優勝戦へ進出していて安定感が光っている。力技も小技も利くマルチプレイヤーとしてスペックは非常に高く、今節も持ち前の剛柔自在に運べるハンドルを武器に存在感を示す。

全国過去3節成績

開催期間競走タイトルボートレース場節間成績
データは前検日に更新いたします